2010年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  野小生 真実

【特別賞】私達が自然のためにできること

僕の祖父は釣りをします。祖父が、

「最近は釣れる魚の量がへってきているし、それに釣れる魚の種類や時期が変わってきている」

と言っていました。確かに、祖父の言っていた通り、魚の漁獲量が減っているというニュースや、異様

に大漁だというニュースを、前よりもよく見るようになりました。

僕は昔の海の様子と今の海の様子の何が違うのだろうか、と思いました。地中海のマグロが問題になっ

ているように、魚の乱獲がおこっています。それはしてはいけないことです。魚の乱獲で、魚の数が減少していることも事実です。けれど僕は、魚の減少や増加は、乱獲のせいだけではないと思います。自分達のせいじゃないから、ではなく自分達、世界中の人達全員の責任だと思います。

世界中の人達が海にごみを捨てたり、生活排水のたれ流しや、不法投棄をしたりして、海が汚れてき

ています。そのせいで魚など、色々な生物が死んでしまっています。

それだけではなく、地球の温暖化も、海の変化に関係しています。普通は寒い地域に生息する魚が、

海の水温が上がったために、寒い北の地域に移動してしまったりなど、魚の生息地の変化もおこっていると思います。

ほかにも、国が海砂を取りすぎて、環境が変わってしまうと、魚のすみかが減っていきます。これも漁

獲量の変化の理由の一つだと僕は思います。僕の住んでいる、佐賀県の海でも、海砂を取っている所があります。そこは、海砂を取る前は魚がたくさんいましたが、海砂を取るようになって以来、少しずつ魚が減っています。

僕は時々、国が生活の「快適さ」を求めすぎるが故に、環境が悪化していることがみえていないのか

な、と思います。国も考えているのかもしれませんが、まだまだ必要です。

石油についてもそうです。これは日本ではないが、最近カリブ海で石油をとっているときに、海に流れ

出てしまったというニュースを見ました。僕は、陸でもそうですが、海でやるときは、今まで以上にもっと注意が必要だと思いました。

人々は海から色々なものをもらっています。魚や海藻、貝やエビなど、塩もそうです。しかし、このま

までは海洋汚染が広がっていってしまいます。今ならまだ間にあいます。まず自分でもできる小さなことからやっていきます。例えば、節水・節電を心がける、食べ残しはしない、油汚れなどはそのまま水で流さない、洗剤をあまり多く使わないようにする、などです。小さなことでも、世界中の人達全員が少しずつ意識していけば、変わっていきます。今あるこの美しい、海や山や川などの自然を、次の世代につなげていきたいと思います。

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