【文部科学大臣賞】まごちをつったよ
「おでかけしたいなあ。」
おやすみのひになると、いつもおかあさんがいいます。なぜかというと、ことしはころなういるすでどこもでかけられないからです。
だけど、ぼくにはたのしみにしていることがあります。それは、おとうさんとさかなつりにいくことです。ぼくは、さかなつりがだいすきです。
そのひは、おとうさんとおとうとといっしょにひみつのつりばにいきました。さいしょは、しろぎすをねらいました。えさはごかいです。ごかいはほそくて、ぐねぐねして、ちょっときもちわるいです。ぼくはさわるのがこわいから、おとうさんにつけてもらいました。えさをうみになげると、リールを五かいまいて、三びょうまちます。すると、きゅうにぶるぶるしてきました。ぼくはいそいでリールをまきました。ちいさなしろぎすがつれました。それでもぼくはうれしかったです。
つぎは、おとうさんがしかけをルアーにかえてくれました。ルアーは、おおものをねらうときにつかいます。いままでちいさいまごちしかつれていなかったのでかかったよ。はる、まく。」
といい、おとうさんがさおをもたせてくれました。ぼくは、ちょうしにのって、いそいでリールをまきました。だけど、おもくてなかなかまけません。おとうさんとおとうとがてつだってくれました。三にんできょうりょくして、いっしょうけんめいがんばりました。すると、だんだんさかなのあたまがみえてきました。つれたさかなは、おおきな、おおきなまごちでした。ぼくはうれしくて、
「すっげえ、まごちだ。」
と、さけびました。ぼくのこえは、みなとじゅうにひびきました。ほかのつりびとが、びっくりして、ぼくのつったまごちをみていました。
おうちにかえると、おかあさんがおおきなまごちをみて、とてもびっくりしていました。まごちは、五十せんちもありました。おとうさんがさかなをさばいて、おかあさんがさしみとにつけにしてくれました。さしみはこりこりしていて、につけはみがふわふわしててとてもおいしかったです。まごちをたべながら、つりのことをおもいました。リールをまいてみるととてもおもかったことや、つりざおがまききれないほどまがっていたことです。はじめてのおおものは、とてもおもくてさおがうみにおちるかとおもいました。けれどまたつりあげたきぶんは、さいこうでした。またさかなつりにいきたいとおもいました。


