2016年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  関本 修平

【ざぶん環境賞】無駄な水が無くなったら

僕は最近、引っ越しをしました。引っ越しといっても同じ県内、同じ市内、同じ町内への

引っ越しです。なぜ引っ越しをしたか、というと、僕達は転勤族だったので、今まではアパー

ト暮らしだったが、このまま落ちつきそうなので、一軒家にしよう。となったからです。

自分の家が一軒家になってから、たくさんのことが変わりました。一番といっていいほどア

パートと違うのは、「水」です。アパートのころは蛇口をひねれば、お金は払いますが、ほ

ぼ無限に水やお湯が出てきました。しかし、一軒家では一日に出るお湯の量が決まっている

のです。どんなものかというと、朝、タンクめいっぱいに水が入り、電力の安い朝のうちに

お湯にして、その日一日はそのタンクの中に入っている水の量だけしかお湯は使えない。と

いうものです。

アパートの時は一日に使えるお湯の量なんて決まっていなかったので、お風呂をわかして

シャワーを使って体を洗ってもお湯なんてなくなりませんでしたが、新しい一軒家はお湯の

量が決まっています。なので、お風呂をわかしたらその日のタンクのお湯の量は約半分も減っ

てしまい、シャワーは少しだけしか使えません。いつもかけ湯がほとんどになりました。

さらに、台所も食器洗い機があります。これもお湯を使うので、一日に何回も食器を洗う

ことはできません。アパートの時は使ったら食器洗い機に入れてすぐ洗うという感じでした

が、一軒家になって、一日に昼と夜中の二回になりました。

そんな訳で、いつも家のお湯の量はギリギリになってしまいます。引っ越して一ヵ月後、

水道代の紙が家にとどきました。家族全員で水道代の紙を見てびっくり。

「おおーっ」 「すごーい」

なんと、アパートにいた時より水道代が毎月の僕のおこづかい分ぐらい安くなっていまし

た。

今はもうその生活に慣れていますが、あのときに水の大切さを考えました。今では信じる

ことのできないアパートでの生活、それが何年も続いてきたと思うと…。考えたくもありま

せん。

今でも世界のどこかには水を飲みたくても飲めない人がたくさんいると思います。

その人達のことを考えると自分達はなんてぜいたくな暮らしをしているのだろうと思いま
す。これからも、水のむだ使いをしないで暮らしていきたいと思います。

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