2013年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  木本 雄也,  未分類

【特別賞】水質汚染について

この夏私は、理科の自由研究で界面活性剤について調べ、実験をした。一〇〇〇ミリリットルの水に対 し一ミリリットルの界面活性剤を入れた水を植物に与えた。その結果、植物は枯れてしまった。

界面活性剤とは、食器用洗剤や洗濯洗剤、歯磨き粉、シャンプーなど洗剤類の主成分である。

植物に影響があるということは、人体にも影響があることは明らかだ。さらに界面活性剤は分解され

ないまま水中に長い期間残る。それは地球規模の水質汚染につながる。

では、現代の生活において、洗剤を使わずに生活することはできるだろうか。いや、できないだろう。

ならば、私たちには何ができるだろうか。まずは、水中で分解されやすい天然界面活性剤で出来た石

けんを選んで使うこと。そして洗剤の使用量を極力減らすことなどができるだろう。皿についた油汚れは新聞紙などの不要な紙、又はアクリルたわしなどで拭き取ってから洗うと、洗剤の使用量が少なくてすむ。

だが、私だけが行って効果がないと思っている人が多いのではないだろうか。では、私だけ、が行うこ

とは、水に悪影響を与えるだろうか。そんなことはない。私が洗剤の使用量を減らすことは、全体の洗

剤の量が少しだけども減ったことになる。これは小さな一歩だが、発想を変え多くの人が「私だけでも」

と考え行うようになれば、水質汚染は悪化せずに、やがては軽減していくはずだ。結果、水は守られ、

私たちの身体をも守ることにつながるのだ。

私は、幼い頃に訪れた沖縄の海が忘れられない。色鮮やかな珊瑚礁の中を、小さな魚たちが悠々と泳

ぎ回り、イソギンチャクから顔を出すカクレクマノミの姿が、カヌーの上からでも見えた。それは、水が透き通っているから見ることができたのだ。

もし、水質汚染が今より進んだら、珊瑚は白化し死んでしまう。あのようなきれいな風景がきえてし

まうと思うと寂しく感じる。

だから、水質汚染を防ぎ、きれいな水を守るためには、今一人ひとりが水について考えることで、十

年後、二十年後に、あのきれいな海を残していきたい。

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