2019年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  ふくおか ひとみ

【特別賞】海とシーグラス

わたしは、シーグラスを集めています。二年生のときに海で見つけて、きれいだと思い、集めるようになりました。

シーグラスは、ピンクや水色、茶色などいろいろな色があって、キラキラしていてとてもかわいいです。今年も海に行って、たくさんのシーグラスをひろいました。

シーグラスは、その名前の通り、海のガラスです。われたビンやガラスのかけらが、何年も何年も、海の中でなみに流されてころがされ、だんだん角がとれて丸くなり、すりガラスのようになったものです。シーグラスは、「はまべのほう石」とよばれているそうです。たしかに、赤色や緑色のシーグラスは、サファイヤやエメラルドのようなほう石に見えます。

インターネットでシーグラスのことを調べたとき、カリフォルニア・グラスビーチという所を見つけました。シーグラスが、すなはま一面に広がっている写真を見て、とてもきれいだと思いました。わたしだったら、このすなはまに行って、シーグラスをたくさんひろって帰りたい、と思いました。でも、ここは一九六〇年だいくらいまで、ゴミすて場だったそうです。ビンやわれたガラスもすなはまにすててあったのだと思います。写真にはたくさんのシーグラスが写っているので、きっと数えきれないくらいのビンやガラスだったと考えられます。

わたしがすきなシーグラスは、もともとは人がすてたビンやガラスからできています。どうして海にビンやガラスをすてるのかなぁ、ビンやガラスを魚がのみこんだらどうなるのかなあと思います。わたしがすきなものがゴミだったなんて、ショックです。きれいなシーグラスのうらには、人が海にゴミをすてるというざんねんな出来事があったのだなあと、かなしい気持ちになりました。

お母さんが子どものころは、もっとたくさんの貝がらがすなはまに落ちていて、大きさももっと大きかったと言っていました。はんたいに、シーグラスはあまり見かけなかったそうです。今の貝がらは小さいし、少ししか落ちていません。

わたしのおじいさんが、さいきんのアマガエルは小さいと言っていたのを思い出しました。田んぼにのうやくをまくせいで、カエルが小さくなったのではないかと話していました。もしかすると、貝がらも、海に何かよくないものを流したせいで小さくなってしまったのかもしれません。

海にゴミをすてたり、よくないものを流したりする人が、少しでもへってほしいと思います。わたしのすきなシーグラスがひろえなくなるのは少しさみしいですが、わたしが大きくなったら、シーグラスが少ない、大きな貝がらがたくさんある、きれいな海になってほしいです。

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