【特別賞】ほりわりがある市
2022年9月27日
わたしの市には、ほりわりがある。クリークとも言い、みためは小さい川だ。ほりわりを知っている 人なら、
「ああ、きれいに管理されて、きれいにそうじされていて、すごいなあ」
と、思うだろう。じっさい、どんこ船と言う船で行く川下りのコースは、おち葉や水草もなく、とき どきカモの親子を見ることができ、とてもきれいにされている。
しかし、商店のうらなどの人の目にふれない所はどうだろう。川下りのコースとはうってかわり、油 がういていたり、タッパーや空きかんがはしっこにたまっていたり、雑草もたくさんはえていたりと、 くらべものにならないくらいきたないところもある。わたしは、学校のじゅ業で初めてそのことを知り、 とてもざんねんに思った。わたしの市といえば、「水ごうの町」とか、「水の町」とかも言われているの に、そのかんじんの水が、美しくなく、人からほっとかれているのでは、「水の町」とは言えないので はないのだろうか。
わたしの市では、わたしのお父さんたちの小さい時代に、ほりわりの水がごみすて場のようになった。 タンス、自転車、家庭排水、テレビ、ペットの死がいなどのありえないものまですててあった。それを 知ったときは、
「もうこんなことには、させたくない」
と思った。
わたしたちの市は、ほうっておくと昔のように逆もどりしてしまう。そうしないためには、一人でも多くの人に、ほりわりのそうじを手伝ってもらったり、ゴミをすてないようによびかけ、自分もすてな いということを心がけなくてはいけない。わたしは、ほかの県の川、ほかの市の川にしたって、このこ とは大事だと思う。わたしもこのことを守らなくては、人に言えないし、なにより、わたしの市がきれ いなままでいてほしい。
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