【特別賞】ぼくにできること
二週間程前、ぼくは『デイ・アフター・トゥモロー』という本を読みました。二酸化炭素の大量排出に
伴う地球温暖化が進み、次には地球全体が温度を下げ始め、氷河期に向かうという話でした。ぼくは読
みながら、どこまでが今、実際に起こっている事で、どこからが空想なのかがわからなくなってしまいました。現実に、世界的に重大な異常気象が起こっています。
南極では大きな氷山が大陸から離脱、オーストラリアの干ばつ、イスラエルの雪、アメリカでの異常寒
波に史上最多の竜巻。オゾン層の破壊などは定期的に耳にします。ぼくたちが、このまま環境を無視し
た生活を続けていると、遠くない将来、この本に近づいていくのだろうか。あまりにスケールの大きな話の前で、ぼくは何も考えられなくなりそうでした。
すべての国がフロンガスを減らすための決まりを守ったとしても、あと十年から二十年は、オゾン層の
破壊は進むと言われています。回復していくのは、その後ということです。でも、あきらめることはできません。生活の中でも、電気エネルギーの節約、少しの距離なら自動車を使わない、リサイクルを心がけるなど、小さくてもできることはたくさんあります。
その中で、植物を育てることは、ぼくの興味のあることの一つです。ぼくは家で、マングローブや、一
枚の葉からいくつもの新芽を出して増えていく珍しい植物を育てています。これと、もう一つのしゅ味である魚を育てることとを合わせ、同じ水をじゅん環させ、二つを共に育てていく方法を考えています。材料も少しずつ集めています。
ぼくにできることを、頭と体を使って考えながら作り上げたいと思います。この挑戦が、ぼくの環境
問題に対する宿題です。世界中の人が少しでも環境問題を考えて、この地球を大切にしていって欲しい
です。それを実行するにはまず、自分が積極的に取り組むことから始まると思います。だから、この本をきっかけにして自分から取り組みます。


