2004年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  高橋律子

【ざぶん環境賞】ハナウマベイを見て

私は今年の夏休み、家族みんなで一週間のハワイ旅行へ出かけた。

ハワイに来て四日目、私達はハワイで最も美しいと言われる海ハナウマベイへ、シュノー

ケルを楽しみにやってきた。ハナウマベイに着いて一番最初におどろいたことは、その警備

の厳重さだった。まず初めに駐車場からしき地内に入るのに一人五ドル、つまり約五百円程

度の入場料を払わなければならない。次に、係員さんの海がめについての説明を十五分程聞

いて、最後にハナウマベイの歴史やハナウマベイでシュノーケルをするときのルールや決ま

りをミニシアターを見て学んで終わりだ。

この三つの事をすべてやらないと海に出ることもシュノーケルをする事もできないのだ。

しかし、なぜハナウマベイだけがここまで警備を厳重にするようになったのだろう。

ハナウマベイは何万年という長い歳月をかけて、きれいで、澄んだ水を作り出した。

やがてきれいな水を求めてさんごを初め、海がめや魚達がたくさんやってきてここに住む

ようになっていったのだ。

だが人間というのは本当におろかな生き物である。海がきれいだから、海の生き物がたく

さん見られるから、つりができるから。こんな理由で各国からたくさんの観光客がやってき

てはゴミをたくさん出し、そのゴミを置いていった。そしてさんごや魚を好きなだけとって

いったのだ。

ゴミで汚れた海の水は海がめを弱らせ絶滅の危機にさらし、さんごや魚をとって帰る自

分勝手な行動で、さんごと魚はどんどん減っていった。そしてあの美しかった海は、ほとん

ど面影を感じさせないほどあれ果ててしまったのだ。

そしてこの海を救うためにたくさんの人がゴミを集めたり、つりを禁止したりするのに協

力してくれた。そしてあれ果ててしまっていた海は、徐々に元の美しい姿を取り戻していっ

たのだ。そしてこの事でできたハナウマベイでのルールは「絶対に海の中の生き物にさわら

ない」というルールだ。

ハナウマベイのあの厳しい警備は、もう二度とあんな事が起きないようにするためと、私

達もこのルールを守りながら楽しい時間を過ごすために必要なのだ。

こうして守られてきたハナウマベイの海は本当にきれいとしか言えなかった。青くすん

だ水は水面からでも水中が見えるほどだった。そしてシュノーケルをしながら見た海の中

はにごりがなく遠くの方までよく見えて、本当に海の中なのか疑うほど視界が広かった。

ハナウマベイは先の方は岩でせき止められていて海にしてはせまかったのに、私はその時

この海が無限大なような気がしていた。

世界中の海が全部こうだったらどんなに気持ちがいいだろう。

私は将来これを実現させて、世界中のみんなにこの気持ちをあじわせてあげたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です