2006年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  遠藤雄大

【奨励賞】ホタルの住む里

ホタルは今、とても減少しています。昔はもっと沢山見れたそうです。ホタル減少の理由は、農家で農

薬や化学肥料を使うようになったり、家庭で中性洗剤を使うようになったことです。また川をコンクリ

ートや石で作り変えた事で、ホタルだけではなく、水中にすむ生き物達の住み家や隠れ家がうばわれて

しまうのです。

私は悲しい事だなぁと思ったと同時に、蛍を増やすにはどうしたらいいのかと思いました。でも、私は

蛍のことをあまり知らなかったので、私の学校の校長先生にホタルに詳しい松尾さんを紹介していただ

きました。いろいろな事を聞きました。

ホタルには、陸性と水性がいて、そのうち水性ホタルは世界でも五種類しかいません。その中の四種

類、ゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマホタル、イリオモテホタルは日本にいます。ホタルは世界

で二千種いて、そのうちの五十種は日本で確認されているということでした。

動物には、昼行性と夜行性がありますが、実はホタルにも、昼行性と夜行性があります。昼行性のホ

タルは光らなく、夜行性のホタルが光ります。ホタルの光る所はオスに二つ、メスに一つあります。松尾さん達は光る所でオスかメスか見分けるそうです。ホタルの光は熱をもたないので、その光の名を冷光と言います。

ホタルは、カワニナという貝を食べます。でもカワニナを食べるのは幼虫だけで、成虫は少しの水分を

とるだけですごします。

私の住んでいる所の近くには、ゆうまい川と言う川が流れ、カワニナも住んでいます。川の下流にはホ

タルの里と言う所があります。そのホタルの里では、毎年、松尾さんが放流しています。今年は幼虫を

二百五十匹放流しました。七月十四日に一匹目が羽化して、それからどんどんどん飛び始めました。私はホタルだけでなく、絶滅しそうな動物を保護してあげなくてはいけないと思いました。

ホタルは二十日ぐらいで卵からかえります。幼虫は、水中で約一年生きて蛹になり、三十日から四十五

日間で成虫になります。成虫は少しの水を補給し、交尾して、五十〜八十個の卵を生み、十日間ほどで

死んでしまいます。私は成虫の命はとても短いんだなと思いました。

ホタルの減少は、河川がよごれていたり、農家での農薬、化学肥料の使用により貝類が減少したりし

た事が原因です。ゆうまい川は、下流の方は、地域のみなさんのおかげできれいですが、上流にはゴミ

が少しあります。

ホタルを増やすには、「美しい水」「エサ」「水辺の土」が必要です。条件をそろえて、また昔のように、私達が住んでいる地域に、ホタルの住める場所をつくってあげたいと思いました。

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