2008年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  原田 維夫

【準ざぶん大賞】水の利用と考えたこと

私の家では最近、「エコタンク」というものを作りました。エコタンクとは、雨が降った 時に出る雨水を、雨どいからホースをつたって設置したタンクにためる装置です。これを

作ったのは父で、用水にただ流れ込む雨水を、何かに有効に利用できないかと考えたのが

きっかけです。庭にある池の水量補給に、水道水を使用していたので、雨水を使うことで水

の無駄遣いを減らせると思い、作ったそうです。池の水量補給だけでなく、庭の花や木など

の水やりにも、雨水を使っています。

タンクといっても、いらなくなった廃材を使って囲いを作り、ブルーシートを張っただけ の簡単なものです。けれど、このおかげで水道水の無駄を減らせたし、雨が降れば降るほど

たくさんの雨水がたまって、花や木に時間をかけて、たっぷり水をあげることができるよう

になりました。

この装置を作る前までは、何をするにも水道水を使っていて、雨水なんて私たちの生活と 関係ないものだと思っていました。けれど、父のおかげで、雨水もただ流れてなくなるだけではなく、生活に役立つ大切な水なんだなと気付くことができました。これからも、この雨水をもっとほかのことに利用できればいいと思っています。

 今回のことで、水について改めて考えるようになりました。身近にある川や海の環境が気

 

にかかります。私の町には、対策が必要なのではないかと思う川がいくつかあります。この

間その川の上を通ったところ、水面に油が浮いて、水が濁ったりしていました。テレビや新

聞などで水質汚染の問題が取りあげられて、看板があったりするのに、まだ汚す人がいるの

かと思いました。

私の住んでいる地域は、生活排水がそのまま下水道に流れるようになっています。私は、 下水道なんだから、そんなにきれいな水でなくても大丈夫と思って、汚れた水やたくさんの

洗剤を流していました。けれど、もしその汚れた水が川や海を汚しているとしたら、自分も

全然、川や海の環境を考えていないことになってしまいます。川や海を大切にするには、自

分一人だけが頑張っても難しいので、同じ地域の団地のみなさんと協力して、きれいにしよ

うという意識を高めることが大事だと思います。

例えば、今日一日でどのくらい水を汚さない工夫ができたかを各自で記入して、昨日より 今日の方が工夫できたことが多かったら、となりの家の人で自慢し合って、お互いそういう

会話を楽しめばいいのではないでしょうか。そうすれば、いつかきっと川はきれいになり、

川を汚さないようにしているのだから、海も汚くならないと思います。一人一人がちょっと

の努力をすれば、絶対に変えられるはずです。今日からでも自分にできることを探して、毎
日工夫していきたいです。

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