2008年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  青山 恵

【特別賞】名ごやのよう水

ぼくはなつ休み、あいちけんのおばあちゃんの家に行きました。ぼくはおばあちゃんちに行くと、いろ

いろなおみせがすぐ近くにあるから大すきです。

 

ある日、大きなスーパーに行きました。車をとめる時、「お母さんが子どものころ、ここは田んぼだっ

たんだよ」と話してくれました。「こんなに広いどうろはなかったし、学校のかえりには、田んぼの中を近みちと言って、ななめにあるいていたんだよ」とゆびをさして教えてくれました。でもそんなふうには思えないくらい、マンションや家がたくさんならんでいました。

 

つぎの日、犬のさんぽをしました。用水がありました。ぼくのすんでいるところでは、見たことがない

みどり色の水でした。かめが三びき、コンクリートの上にいました。ぼくが近づくと、ざぶん、ざぶん、

ざぶんとその中に入り、すぐに見えなくなりました。すごくくさいにおいがしていました。

「何の水なの」と聞くと、「お米をそだてる水だよ」とお母さんが言いました。この水をすって大きくなるお米は、かわいそうだなと思いました。

 

ぼくのすんでいるところには、大きなスーパーもないし、電車もとおっていません。でもとってもきれ

いな海や川があります。ぼくのおじいちゃんがそだてているお米は、たくさんの人から「おいしいね」と言われます。きれいな水をすっているからかも、とぼくは思います。あの用水もきれいな水になれば、お米もよろこんでもっとおいしくなると思います。

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