2014年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  梅村 万里子

【ざぶん環境賞】琵琶湖の生態について

滋賀県の琵琶湖には、ブラックバスの一種のオオクチバスやコクチバス、ブルーギルといっ た外来魚が増え、在来魚の生息をおびやかし、琵琶湖本来の生態系をこわしています。滋賀 県は、琵琶湖の生態系を取り戻すため、外来魚を減らす取り組みを進めています。

ぼくは、小学校三年の夏休みに、「びわこルールキッズ、外来魚を釣り上げてびわこを元 気にしよう」という運動に参加したことがあります。

これは、夏休み期間中に滋賀県内の河川や沼、池や琵琶湖の水辺で、「びわこルールキッ ズ」とプリントされた緑色の帽子をかぶりながら外来魚を釣り上げ、専用の回収いけすに入 れます。そして、その様子を写真に撮り、釣りの結果報告書と一緒に郵送するもので、最終 的にたくさん釣り上げた人は賞がもらえます。ぼくは、家族と三回釣りに行き、結果、合計 五十七ひき釣り上げることができました。

この運動に参加して、忘れられない思い出があります。

「びわこルールキッズ」帽子をかぶりながら釣りをしているぼく達の姿は、誰が見ても外来 魚駆除、つまり、ノーリリースをしているとわかるはずです。

それなのに、ぼくの近くで釣りをしていた大人の人は、平気で何度も釣り上げた外来魚を 生きたまま琵琶湖に戻していました。ノーリリースしている子供と、リリースしている大人 が同じ場所で釣りをしていることに不思議な気持ちでした。

ぼくが釣り上げた外来魚は、どれも小さいのに対し、大人の人のは、けっこう大きいもの ばかりでした。自分が釣りたいと思う大きさ以外は興味がないのか、または、ただ釣りを楽 しんでいるだけだからリリースしているのか。それがメスならまたどんどん外来魚が増える ことに何とも思わないのだろうか。ぼくは、とても腹が立ちました。

ぼくは、滋賀県生まれだから、当たり前のように琵琶湖を見て育っています。ぼくは、琵 琶湖が大好きです。日本一大きい湖であることもかっこ良いと思っています。

みんなでこの大切な琵琶湖を守っていきたいです。特に滋賀県民は、外来魚駆除のことを 真剣に考え、取り組み、そして県外の人達も釣りに来たときはノーリリースに協力して欲し いと強く願います。

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