【特別賞】水から学んだこと
ぼくの住む八女には、山ノ井川があります。山ノ井川は、星野川から人の手で水を引いて作られたものです。川が出来るまでは度々水不足になり、田は枯れ果て、稲作が出来ずに苦しんでいました。でも山ノ井川が出来てから、農業がさかんになり、食べ物でこまっていた当時の人々のくらしはゆたかになりました。このことを四年生の総合の時間に学び、ぼくは昔の人々にとっても、水は大切なものだと思いました。
去年の七月五日、ぼくのいとこが住む朝倉でごう雨災害がありました。大雨が降って川の水が増え、土砂くずれが起こり、たくさんの家や人が流されました。
ぼくが遊んでいた、いとこの家の近くの公園も土砂が流れこんで遊具がうまり、全く別の景色になってしまいました。
この水害でたくさんの人が亡くなったことを知りました。人々にとって水はおそろしいものだと思いました。
今年も七月に大雨が降り、土砂くずれが起こったり、川がはんらんして多くの被害がでました。平成三十年ごう雨と呼ばれるこの水害で、それまで安心してくらしていた人々が自分たちの家を流されたり、亡くなったりしました。ぼくたちと同じ小学生もいたそうです。もし、今ぼくの家が流されたり、家族を失ったりしたら、とってもおそろしいです。絶対にそんなことはあってほしくありません。
夏休みになってテレビを見ていたら、大分県日田市の小野川の自然プールの特集がやっていました。そこは去年のごう雨でプールが使えなくなっていたのですが、地域の人たちがプールをきれいにして使えるようにした所でした。妹が
「そのプールに行ってみたい」
と言ったので、家族で行ってみることにしました。そこには川の流れを利用した流水プールやスライダーがありました。水の中に入ると山から流れてくる川の水なのでつめたかったです。でも外が暑かったので気持ち良かったです。ぼくは、水は楽しいものだと思いました。
ぼくの生活の中では水は、遊ぶときには、つめたくて楽しいものだけど、災害のときは家や人を流して町をめちゃくちゃにしてしまうおそろしいものだと思います。
ぼくたちにとって水は大切なものですが、時には人の命や大切なものをうばってしまうものです。ぼくは、水には二つの面があることを学びました。


