2011年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  市村 淳一

【ざぶん環境賞】ホウセンカ

わたしは、理科のべん強でホウセンカをそだてています。

夏休みに入ってから、朝おきてすぐに水やりをすることにきめましたが、わすれてしまっ

たことがありました。昼に見てみると、葉っぱがしおれてぐったりとたおれていました。わ たしは、あわてて水やりをしました。もうかれてしまったのかなと、心ぱいになりました。

 

夕方、もう一ど見てみると、もとどおりの元気なホウセンカにもどっていました。ぐった

りとたおれていたホウセンカが、水をやっただけでぴんとまっすぐ立つことができるなんて、 水の力ってすごいなと思いました。

 

わたしは、毎日、トイレやおふろ、せん面所で、たくさんの水をつかっています。うちに

は、じゃ口が十七こありますが、どこも、かんたんに水が出てきます。つかいたい時にどれ だけでも水をつかえるので、べんりだなと思いました。

 

でも、この水は、どこから来るのだろう。どれだけつかっても、水はなくならないのかなと

思いました。わたしは、おばあちゃんに、むかしのことを聞いてみました。わたしのおばあ ちゃんは、八十五さいです。

 

むかしは、今みたいに、うちにじゃ口はなかったそうです。うちの地面をふかくふかくほっ

てできたあなにたまった地下水を、生活につかっていたそうです。顔をあらう時も、おふろ に入る時も、その井戸から水をくんできたそうです。

 

せんたくする時は、近くの沢に行っていたそうです。そこの水は、しょうずとよばれてい

て、とてもきれいでつめたくて、のむと、とてもおいしかったそうです。今でも、その沢は、 村の中にあります。わたしも、しょうずをさわってみました。水道の水よりもつめたくて、 気もちよかったです。

 

おばあちゃんは、

「今は、じゃ口をひねればすぐ水が出てくるさけ、ふしぎやの」と言っていました。

 

むかしは、つかいたい時に、自分で水をくまなければならなかったなんて、たいへんだっ

たなあと思いました。だから、きっと、水を大切につかって、むだづかいはしなかったんだろ うなあと思います。でも、今は、当たり前のように、じゃ口から水が出てきて、どれだけでも つかえるので、むだにつかいすぎると、水がなくなるんじゃないかと、こわくなりました。

 

水は、わたしたち人間だけでなく、ホウセンカなどたくさんのものも、ひつようとしてい

ます。水がなくなったら、すごくこまると思います。

 

むかしのように、つかう分だけ水を出して、水を大切につかおうと思いました。

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