2007年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  木瀬 浩詞

【奨励賞】海は傍観者

突然ですが、私の部屋は六畳です。

世界で一番流域面積の大きい川はアマゾン川で、約七百五万平方キロメートルです。サハラ砂漠は世界

最大の砂漠で一千万平方キロメートルです。またアフリカ大陸の三分の一の面積です。ロシア連邦は世界最大の国で一千七百七万平方キロメートルです。

海は、その何よりも大きい。まず陸と海の割合からして三対七で比べる意味もないくらい大きい。そし

て海はとても大切な役割を果たしている。海は今問題の二酸化炭素を吸収してくれている。今の世の中

にその役割は必要不可欠です。

なのに、地球温暖化が進行しているのはなぜでしょうか。前言ったように陸と海の割合は三対七です。

陸の面積の二倍以上もある広大な海でも、二分の一の面積もない陸で排出される二酸化炭素を全部吸収

できないということです。そしてもちろん地球温暖化が進めば海水温も上昇します。

海水温が上昇すると、今まで冬に死んでいた魚が死ななくなったり、生物の生息場所が北上したりす

るそうです。要するに生態系の変化です。

でも私は、地球温暖化で海水温が上昇して生物の生態系が変化するのがどう悪いのかがわかりません。

海水温に応じて生息場所を変えて何が悪いのでしょう。人も住む場所を選んだはずです。生態系の変化

を問題だという人がどう困るのかはわからないけれど、すむ場所くらい自分で選ばせてあげてと思いま

す。

海は傍観者。海は人が陸を荒らし回って、だんだん環境が悪くなっているなか、何も言わず、もう取

り返しがつかなくなるまでになってやっと知らせてくれる。

環境問題はなってしまったものはしょうがない。今から進行させなければいい。そのための今の世代の

私達です。海が見ていてくれるから。

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