2015年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  中村 基克

【特別賞】カリバ湖とてい電

ぼくは今ザンビアという国にすんでいます。ザンビアは赤道より少し南にある海のない国です。でも、

ザンビアにはザンベジ川という大きな川がながれていて、そのとちゅうにビクトリアのたきがあります。

そして、世界で三番目に大きい人ぞう湖(カリバ湖)にカリバダムというダムがあります。

ザンビアは大きなダムをつくり、はつ電することにしました。ダムをつくるばしょにニャミニャミと

いう人々がすんでいた村がありました。そこで、ダムをつくるプロジェクトではたらいていた人たちが、ニャミニャミたちをむりやり追いだしました。しかし、むりやり追い出されたニャミニャミの神さまがおこってこう水をおこし、と中までつくられていたダムをこわしたので、そのプロジェクトは一度中止になり、またと中からはじまりました。やっとかんせいしたダムを使って、ザンビアもはつでんできるようになりました。五十年いじょうまえのことです。カリバ湖はその時世界で一番大きい人ぞう湖になりました。

ザンビアの電気は全部水ではつ電されています。きょ年の雨きは雨が少なかったので、今、ダムの

水は少なくなっています。だから、じゅう分はつでんできないので、ことしは国中でてい電が毎日あり

ます。てい電は毎日八時間から十四時間ずつです。それから、ザンビアが電気をゆしゅつしていた国々

も、てい電しているそうです。てい電中ほかの家や店では、ディーゼルの発電機を使っていますが、ぼ

くの家ではディーゼルを使いたくないので、少しくらいふべんでも太陽発電のライトを使ったりペレッ

トという木のくずをつかってりょうりしています。ぼくたちが電気を使ってべんりな生活ができるのは、ニャミニャミたちががまんしてひっこしてくれたからだと思います。今年のてい電でわかったことは、ザンビアは雨きに雨がじゅう分ふらないと、じゅうぶんはつ電もできないということです。そこで、ぼくは、となりにすんでいるインド人のともだちと話合いをしました。二人で話合ったことは三つありました。

①ニャミニャミたちはかわいそうだったけど、少数の人が国中の大切な電気のためにぎせいになるこ

とはしかたのないことだった。

②電気はとても大切で、しかも大切な水をつかってはつでんしているので、電気のむだ使いはいけな

い。ぼくも使っていない電気は消したいと思います。

③今ザンビアで電気がたりないので、ニャミニャミの人たちがひっこしたかいがあまりなく、雨が

じゅう分ふらなかったとき、どういうふうにはつ電するかも考えたほうがよかった。

どんなさくせんをたてて、雨のすくない時もじゅう分はつ電できるようにするかを考えつづけました。

でも、雨が少ないときのさくせんは、今は思いつきませんでした。これからも、考えたいと思います。

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