【特別賞】琵琶湖を守る。
僕は、ときどき琵琶湖や瀬田川で釣りをします。釣れる魚は、主にブラックバスやブルーギルやコイ やナマズなどです。
釣った魚はよく飼いたいと思うけど、それは無理なので、釣ったらいつも逃がしていました。でも外 来魚はリリースが禁止になり回収ボックスに入れたり、陸に捨てたりしなければいけないようになりま した。これは、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚は、生命力や繁殖力が非常に強く、琵琶湖の固 有種や元々いた魚たちを次々と食べてしまうからです。
琵琶湖を守ることは大事だけれど、生きている魚を捨てるときは、いつでも辛い気持ちになっていま した。でもこれは、仕方がない事だと思って捨てていました。
ある日、釣にいった時、ブルーギルが釣れて、ふと横を見ると、五メートルぐらい離れた所に大きな アオサギがいて、じっとこっちを見ていました。試しに釣れたブルーギルをアオサギの近くに投げてみ ました。するとしばらくためらった後、少しずつ魚に近づいてきてお腹をするどいくちばしで一突きし て息の根を止めて元々いた場所に持ち帰って食べていました。
それを見た僕は、すごく驚きました。でもそれからブルーギルが釣れるたびに、そのアオサギにあげ 続け、だんだんあげる事にも食べる事にも慣れていき、最後には、空中に投げた魚をアオサギが飛ん で捕るという技まで身につけました。
こんな日は、「釣り」というよりも、「アオサギのえさやり」のような感じで、いい思い出として心 に残っています。そして、前までは、魚を捨てるのは辛かったけど、こんな日のように、アオサギの命
につながったと思うと、少し気が楽になりました。キャッチアンドギブだと思いました。
日本一大きな湖である琵琶湖は滋賀県の宝です。この琵琶湖をきれいにし守っていくことが滋賀県民 である僕たちの役割だと思います。外来魚は辛くても逃がさず、昔のような、きれいな湖に戻せるよう にしたいです。


