2013年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  木本 雄也

【特別賞】たきしゅぎょう

私は、今年の夏はじめての体けんをしました。プチしゅぎょうというものです。お寺に一泊二日で行っ

てきました。ようち園の時の友だちと二人でさんかしました。内ようは、たき行、おきょうを読む、そうじ、山登りなどです。はじめてのことなので、不安と楽しみでいっぱいでした。たき行は、お寺からバスに乗って行きました。山を登ってからたきへむかいました。山を登っていくと、空気がひんやりとしてきて、少しずつたきに近づいてきているのがわかりました。 山を登る時に、

「さんげさんげろっこんしょうじょう」

と言いながら山を登りました。その意味は、人はみんな小さなうそ、大きなうそをついてしまったこと

があるから、山の神さまに、それらをあやまりながら登るという意味だそうです。山を登り終わってた

きを見ると、上からいきおいよく水が落ちてきているように見えました。さい初に、おぼうさんがお手

本をみせてくれました。

おぼうさんは、大声ではんにゃしんぎょうのおきょうを読みながら、たきにうたれていました。一番さ

い初の人を見て、すごくつめたそうで自分にもできるのかと不安になりました。一年生では泣いている子もいました。たきから出てくるとみんな、 「ああこわかった。つめたかった」

と言っていました。その言葉を聞くとよけいにこわさと不安でいっぱいになりました。

いよいよ私の番が来ました。すごくドキドキしていて、たきに入るまでに二回も転んでしまいました。

あまりに水がつめたくて歩いている感じがしなかったです。たきの目の前にくると水が上からすごいス

ピードで落ちてきて、とてもはく力がありました。たきにうたれてみると本当につめたくて、小さなハンマーでたたかれているような感じがしました。とてもいたかったです。

たきの上にはおにのような石ぞうがありました。それは水の神さまだそうです。水の神様は左手にな

わを持っていて、右手に刀を持っていました。左手に持っているなわは、たきにうたれている人の悪行をいましめてくれるそうです。そして右手に持っている刀は、人の心の中の悪い部分を切り落としてくれるそうです。私は、その石ぞうが本当に私の悪い所を切り落としてくれたらいいなと思いました。

やってみるまでは不安がいっぱいでこわかったけど、とてもよい体けんができたと思います。夏休みで

一番の思い出になりました。また来年もさんかしてみたいです。

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