【ざぶん環境賞】未来との約束
「水」それはわたしたち人間、そしてすべての生物に必要不可欠なものです。今、地球
にどんな「水」の問題があるのでしょうか。
わたしは先日学校で富士五湖周辺に研修にいきました。その時、人間が環境を破壊してい
ることで地球の水は枯渇したり汚染したりしはじめているという現実を知りました。そこで、
人間が地球の水にどのような影響をもたらしているのかを調べてみました。
地球上の水のうち、ほとんどをしめるのは海水で、淡水はわずか二パーセントです。しか
もその大部分は南極や北極の氷や地下の深層水と呼ばれる水のため、実際使える水は地球
上の水のうちわずか〇・〇一パーセントといわれているそうです。その貴重な水を、人間は
今追いつめてしまっているのです。その主な原因となっているのは工業化や近代農業による
川からの取水量の増化、温暖化の影響です。
では実際、日本人はどのくらいの水を消費しているのでしょうか。世界では、一人一日あ
たりの水の最低必要量は、三十リットルといわれているそうです。しかし日本人は、その約
七十倍の二千リットルも消費しているのです。これはアメリカ合衆国についで世界第二位の
消費量だそうです。わたしは日頃そんなにたくさんの水を使っているとは想像もしなかった
のでとても驚きました。
しかも、実際にはもっとたくさんの水を使っているという説もあります。食糧を輸入にた
よっている日本では、その生産に必要な量の水を間接的に消費しているからです。この水の
ことを「仮想水」と呼び、これをあわせると日本人は一日に約三千六百リットルもの水を消
費していることになるのです。
しかし、日本のように不自由なく水を使えないところもあります。世界では現在十七億も
の人が水不足の状況で暮らしているそうです。国際連合の調査によれば、その数は今後増え
つづけることはほぼ確実だということです。
わたしは、このような状況の中で、自由に大量の水を消費している日本人としてできるこ
とはなんだろうと考えました。日本人は今、工業用水、農業用水を減らすのはたぶん難しい
と思います。だから、家庭排水についてもう一度考えなおすべきだと思います、例えば湯船
の水を洗濯に利用するだけでも水の消費量はだいぶ減ると思うし、油が食器についていたら
ふき取ってから流すだけでも家庭排水はきれいになると思います。わたしの家ではどちらも
実行しています。節約は、お金を節約すると同時に水の消費量も減って環境が良くなるいい
ことだと感じました。私はこの作文を書いて、地球の「水」の問題は決して他人事ではない
ことがよく分かりました。
そして、大きなことではなくても、自分のできることから始めるのが、地球の水を守ると
ても大切な第一歩だと思いました。地球がわたしたちの次の世代、その次の世代にもきれい
な水を与えてくれるのかそれは今のわたしたちが水を節約し、きれいな水を守ることで
約束されるのだ、と思います。


