2018年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  高橋 汽章

【特別賞】大好きな僕の海

僕の家は海から徒歩五分位の所にあります。小さい頃から父と一緒に水遊びをしたり貝を採ったり小魚を網ですくって捕まえたりしました。しかし、海水浴場ではないのでその場所には岩のゴツゴツや海草のヌルヌルがあり、それはあまり好きではありませんでした。父は長年魚市場で働いています。だから幼い頃は魚市場に連れて行ってもらい色々な魚を見たりするのがとても好きでした。魚を調べるために図鑑を買ってもらい、今では父よりも生物学的には詳しくなったほどです。

僕は時間がある時、釣りに出かけます。たまに、ゴミをそのままにして帰る釣り人や釣れた魚がおいしくないから、小さいから捨てて帰る人も少なくありません。海が好きで来ているはずなのに汚して帰るなんておかしいと思います。

僕は、昨年逗子の海水浴場に行きました。海水浴場なので多くの人が泳いでいましたが、僕は砂浜で小さなあさりを見つけました。それは波が引き返すたび姿を見せましたが必死で砂にもぐり見つからないようにしていました。僕はその姿をかわいく思ったと同時に、あさりの生きようとする力に感動しました。

そして僕は今年も逗子海岸に行きました。相変わらず海水浴をしている人がたくさんいました。しかし、僕は泳ぐ事より去年のあさりの姿を思い出し探すのに夢中になっていました。そこには波が引き返すたび姿を見せるあさりが今年もいたのです。大きさも同じくらいだったので成長したあさりは海のもっと深い所にいったのだろうか。それは分からないけど、今年もその姿を見られてなんだか僕はほっとしていた。

近年、地球温暖化が進んでいると言われています。それは海にすむ生き物にも影響しています。例えば、太平洋側の温かい海に住んでいた魚が日本海側の冷たい海に移り住んでいるのです。海の環境を変える地球温暖化を僕の力で止める事は出来ない。でも、僕にも何か出来るはずです。

これからも大好きな海へ出かけると思いますが、僕はゴミを絶対に捨てない。たとえ小さな魚が釣れたとしても持ち帰りちゃんと食べようとおもう。なぜならゴミを捨てない事で海の環境を守り、生き物が住みやすくなるから。そして、一生けんめい生きている魚たちの命を頂いているからです。僕が大人になってもずっと変わらない海でいてほしいです。

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