2010年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  文星芸術大学

【特別賞】大切な水

「さい近の食事は、昔とちがって油を使っている物が多いから、油を直接流さなくてもつまる家が多いんですよ」

と修理のお兄さんが言いました。そして、長いへびのような機械を持ってきました。それを排水が流れ

てくる管の中に入れると、まるで生きているかのように進みます。すると、少しだけかすのようなものが出てきました。お兄さんが、首をかしげながら何回もホースを通していました。 「おかしいですねぇ。これ以上入りません」

どうやら、木の根っこが管をやぶっているようでした。だから、流れてくるのが砂ばっかりでした。母

が、「油のかすがたくさん出てこなくてよかった」 と言いました。

用水路は、田んぼに水を引くために、そうじしたばっかりでした。私は用水路にそって母と妹と弟で

歩きました。用水路の水は田んぼにも流れていました。洗ざいなども流れているので、これでいいのかなと思いました。なぜなら、お米を育てる水になるからです。

一番びっくりしたことは、私の家の生活排水が、直接用水路に流れていたことです。生活排水は、全部

下水しょ理場に流れていくと思ったからです。おばあちゃんに聞いたら、 「この辺は、まだ下水が整っていないからね」

と言いました。

大がかりな工事をすることになりました。台所の排水も、家の下を通してうらの浄化そうにつなげま

した。私は用水路に流れなくなったので、よかったと思いました。

台所がしばらくつまって使えなかった時は、食たくがとてもさびしくなりました。だから、私はほっと

しました。水が使えなくなるという事は、とても大変な事だと思いました。

私の家では、食器やなべで油を使用したもの以外は洗ざいを使わないで、アクリルたわしと水だけで

きれいにしています。

本で調べたら、食べ物を流しても水がよごれることが分かりました。食べ残しを流さなくても、しょう

油や牛乳を流してもだめなことが分かりました。しょう油大さじ一に対して、魚の住めるようにするために必要な水の量は、お風呂二・六ぱい分です。これには大変おどろきました。

水を守るためにできることを考えました。歯をみがくときやお風呂で体を洗うときは、水を使いすぎ

ないことと、石けんやシャンプーを使いすぎないことです。

私は川をながめるのが大好きです。水がきらきら光ってきれいだからです。毎日学校へ行くとき、この

水が飲み水になると思って、川をながめようと思いました。このきらきらがずっとつづくように、おいしいお米や、おいしい食事がずっと食べられるように守っていきたいです。

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