【特別賞】大切な水
「さい近の食事は、昔とちがって油を使っている物が多いから、油を直接流さなくてもつまる家が多いんですよ」
と修理のお兄さんが言いました。そして、長いへびのような機械を持ってきました。それを排水が流れ
てくる管の中に入れると、まるで生きているかのように進みます。すると、少しだけかすのようなものが出てきました。お兄さんが、首をかしげながら何回もホースを通していました。 「おかしいですねぇ。これ以上入りません」
どうやら、木の根っこが管をやぶっているようでした。だから、流れてくるのが砂ばっかりでした。母
が、「油のかすがたくさん出てこなくてよかった」 と言いました。
用水路は、田んぼに水を引くために、そうじしたばっかりでした。私は用水路にそって母と妹と弟で
歩きました。用水路の水は田んぼにも流れていました。洗ざいなども流れているので、これでいいのかなと思いました。なぜなら、お米を育てる水になるからです。
一番びっくりしたことは、私の家の生活排水が、直接用水路に流れていたことです。生活排水は、全部
下水しょ理場に流れていくと思ったからです。おばあちゃんに聞いたら、 「この辺は、まだ下水が整っていないからね」
と言いました。
大がかりな工事をすることになりました。台所の排水も、家の下を通してうらの浄化そうにつなげま
した。私は用水路に流れなくなったので、よかったと思いました。
台所がしばらくつまって使えなかった時は、食たくがとてもさびしくなりました。だから、私はほっと
しました。水が使えなくなるという事は、とても大変な事だと思いました。
私の家では、食器やなべで油を使用したもの以外は洗ざいを使わないで、アクリルたわしと水だけで
きれいにしています。
本で調べたら、食べ物を流しても水がよごれることが分かりました。食べ残しを流さなくても、しょう
油や牛乳を流してもだめなことが分かりました。しょう油大さじ一に対して、魚の住めるようにするために必要な水の量は、お風呂二・六ぱい分です。これには大変おどろきました。
水を守るためにできることを考えました。歯をみがくときやお風呂で体を洗うときは、水を使いすぎ
ないことと、石けんやシャンプーを使いすぎないことです。
私は川をながめるのが大好きです。水がきらきら光ってきれいだからです。毎日学校へ行くとき、この
水が飲み水になると思って、川をながめようと思いました。このきらきらがずっとつづくように、おいしいお米や、おいしい食事がずっと食べられるように守っていきたいです。


