2006年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  千葉慶慎彦

【奨励賞】海とおじいさん

ぼくのおじいさんはりょうしです。いつもおじいさんが、りょうでとってきた、しんせんでおいしい魚

を食べさせてくれるので、ぼくは魚が大すきです。

ぼくのおじいさんのまたおじいさん、そのまたおじいさんもりょうしさんだったそうです。でも、りょ

うしさんのおしごとは、きけんでとてもたいへんなおしごとなので、お父さんは、りょうしさんにならなかったそうです。

ぼくのおじいさんは、ずっとりょうしさんをやってきたけど、八月でりょうしさんをやめてしまいます。

もうとしをとったし、魚もあまりとれなくなったからです。

ぼくは、なつ休みによなかの二時におきて、おじいさんがりょうでとってきた魚を、とんやでなかがい

さんにかってもらうために、魚をあらったり、きれいにならべたりするおてつだいをしました。魚をならべるときは、すごくなまぐさくて、ゲボがでそうになったけどがまんしました。

それからたこがすごいいきおいでにげようとするので、ぼくはたこがにげないように見はっていまし

た。

おじいさんが

「たこの見はりができたらいちにんまえだ」

といったので、ぼくは、いっしょうけんめいにたこがにげないように見はっていました。

ほかにもいかや、かにや、くるまエビや、めじとかいろいろな魚がありました。さわるとまだ生きてい

て、ヌルヌルしてきもちわるかったです。

 

それから、このへんでは、とれないめずらしいフグがいました。大きさが二十五センチくらいあって、

せなかがエメラルドグリーンをして、すごくきれいでした。

よなかにおきててつだいに行ったので、なんどもねむくなったけど、いっしょうけんめいおてつだいを

しました。ねむくて、なまぐさくて、ヌルヌルしてたいへんだったけどたのしかったです。

でも、ぼくはおじいさんがりょうしをやめてしまうのがさみしいし、ざんねんです。もうしんせんな魚

が食べれなくなるし、ふねをうってしまうから、のせてもらえなくなるからです。

お父さんが

「魚がとれなくなるので、これからりょうしさんがもっとへるよ」 といいました。

「魚がとれなくなるとどうなるの」

と、ぼくがきいたら

「これからは、外国から入ってきた魚を食べるようになるんだよ」 とおしえてくれました。

ぼくは、海をよごさないようにして魚がたくさんとれるようになるといいなと思います。

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