2006年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  森川忠宏

【奨励賞】きれいな水とおいしいおこめ

ぼくのおうちは、おこめをつくるのうかです。おとうさんとおかあさんは、おつとめをしていますが、

じいちゃんとばあちゃんが、おこめをつくっています。いまは、田うえをしていてとてもいそがしいで

す。

このまえ、じいちゃんの手つだいをしようとおもって、あさ早くおきて田んぼにいきました。田んぼに

は、水がいっぱい入っていました。あさの光があたってきらきらとかがやいて、かがみみたいでした。じいちゃんがうえたなえも、きれいにそろっていました。 「へえっ、水ってこんなにきれいなんだ」

と、びっくりしました。そして、なんでこんなにたくさんの水がひつようなのか、じいちゃんにきいて

みようとおもいました。

夕ごはんのときにさっそくぼくは、

「田んぼにいっぱい水が入っていたけど、なんでなの」 ときいてみました。じいちゃんは、

「おいしいおこめをつくるには、いろいろあるけど、一ばんたいせつなことはきれいなお水をつかうことなんだよ」

とおしえてくれました。そして、いなわしろこの水が、との口ぜきという水ろをとおって、ぼくのいえ

の田んぼにながれてくるそうです。その水は、しぜんのきれいな水だそうです。

ぼくのいえのおこめがおいしいのは、きっとこの水のおかげかなとおもいました。そして、おこめをつ

くるのに、水はとてもたいせるなものだとわかりました。

でも、さいきんじいちゃんがこまっていることがあるようです。それは、川にごみをなげる人がいて、

田んぼに水といっしょにビニールやジュースのかんなどが入ってくるそうです。きれいな水が川にごみ

をすてることで、きれいな水でなくなります。ぼくも、学校がえりに、一丁目の田んぼのちかくの川に、あきかんがおちていたのを見たことがあります。おかしのふくろもおちていました。川の水はちょっとにごっていました。じいちゃんのいったとおりでした。ぼくのいえの田んぼに、こんなよごれた水が入ってくるのはぜったいいやです。だって、じいちゃんがいっしょうけんめいおいしいおこめをつくっているからです。

じいちゃんのはなしをきいて、ぼくは川にぜったいごみをすてないようにしようとおもいました。そし

てあきかんなどはすすんでひろおうとおもいました。

川は、きれいな水がながれてる川にしたいです。

「じいちゃん、あきには、おいしいおこめがたくさんできるといいね」

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