2004年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  森つくし

【奨励賞】よみがえれ自然界

私は6年生の時に川の探検に行きました。上流から下流までの間にどう生き物が変わるかを調べます。

 

上流は少し寒く木などにかこまれていました。石のかげをのぞいてみるとそこは虫のワールドでした。私が今まで見た事のない虫がたくさんいました。これが自然界なのかと思いました。川の水もきれいで透明感がかなりでていました。冷たいしきれしだし、一口のんでみてもだいじょうぶだろうと思ったくらいです。この頂点からだんだん下に流れていくんだと思い、次の場所への変化を楽しみにしていたのです。

中流にさしかかりました。中流は上流とちがって少しコンクリートがあり歩ける状態でした。さっそく虫の観察を始めます。ここは石のかげというよりもコンクリートにはりついていました。でも、上流よりは虫の数も少なく見たことのある虫ばかりでした。上流にいた時の虫はここにはいませんでした。たった上流から中流に下っただけで、こんなにも変化があらわれるとは思ってもいませんでした。しかし、水の色は一目見ただけで分かりました。上流で見たあの透明感はなく、どことなくにごっているような感じでした。

最後に下流の探検です。下流は、私が最初から予想していた事がありました。それは下流の上流、中流からきたものでここまでくるのに民家のゴミなど洗剤などが混じっているから、下流はそんなにもきれいじゃないだろうと思っていました。下流は私の予想以上をこえてどんでもない川になっていました。川の色は緑色ぽく、ゴミや洗剤のほかにも油なども浮いていました。なんでも下流では昔洗濯もできたし、夏には泳げたりもしていたそうです。それがたったの二、三十年でこんなにも汚れてしまうとはびっくりです。もちろんここには虫なんかはいません。何か生き物はいるのかと思って見ていたら、魚が死んで浮いていました。

でもよく考えてみるとこの川を汚したのは虫でも魚でもありません。人間です。

人は環境を大切にとか言ってるけど、実際に何もやっていません。それでいいんでしょうか。汚したのが人間ならばそれを直すのも人間です。汚すのはとても簡単な事です。でも、それを直すのには汚した時間の倍以上時間をかけて直さなければなりません。たとえ一匹の魚だとしても、命が一つきえたことになります。

私は昔のように川で遊んでみたいです。よみがえれ自然界。

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