【特別賞】どじょうのおうち
ぼくは、さかなや虫をつかまえるのが大すきで、いつもともだちとちかくの川や公えんにさがしに いっています。夏休みにはいってから、ちかくのあさひ公えんのまえにある川でいろいろないきものを 見つけました。どじょう、めだか、アメリカザリガニ、ほかにもなまえのしらない魚がたくさんいたの で、ぼくは、うれしくて、あみとカゴをいそいでいえにとりにかえりました。それから、ともだちと川 へいきました。すなからあみですくってどじょうをつかまえました。ザリガニは、にげるスピードがは やくて、ぜんぜんつかまえられませんでした。めだかも、なかなかつかまえられませんでした。でも、 たのしくてむちゅうになって、六じのかねがなったのもきづかなくて、ともだちのおねえちゃんがよび にきました。いえに、どじょうとめだかだけもってかえりました。おとうとやおにいちゃんにみせると、
「いいな
どこでつかまえたんや?すごいな」
と、いったのでぼくは、じまんげに、
「すごいやろ。ぼくがつかまえたんやよ」
といいました。はやく、おとうさんにもおしえてあげたくて、
「はやくかえってこないかなぁ」
と思っていました。
しばらくすると、おとうさんがかえってきました。おとうさんに
「きょうぼくめだかとどじょうをつかまえたよ」とおしえました。すると、 「おおっ。すごいな」
と、あたまをなでてくれました。ぼくは、とてもうれしかったです。でもそのあとに、
「明日つかまえた川に、にがしてあげねや」
と言いました。ぼくは、
「え!なんで?せっかくつかまえたのに」
と言うと
「川でそだった生きものは、川でしか生きられない。エサもないし、ちいさいカゴのなかでは、かわい そうじゃないかな?」
と、いわれてぼくは、しばらくかんがえました。もしぼくがおりの中に入れられたら、たべるものも あそぶこともじゆうにできない。それと同じことなのかなと思ったら、魚もいっしょかなと思ったので、 つぎの日に川へにがしてあげました。川のおうちにかえした魚はうれしそうにみえました。やっぱり、 みんなおうちが、大すきなんだな。


