【特別賞】三月十一日
2022年9月16日
三月十一日、午後二時四十六分、東日本大しんさいが起こりました。
ぼくは、連らくちょうに明日の時間わりを書いているところでした。とつぜんのすごいゆれにみんなが
おどろき、時計も落ち、泣きだす友だちもいました。
校しゃがはげしくゆれる中、ぼくたちは校庭にひなんしました。校庭ではひびが入ってわれているとこ
ろがありました。
ぼくたちは、しばらく校庭で待っていました。その後、大つなみけいほうが出て、
「もっと上へ走れー!」
と先生が言ったので、総合体育館に走っていきました。走っているとちゅう、下を見たら、つなみが来て いました。
雪が降り、とても寒かったその夜、ぼくたちはみんなで毛布をかぶり、朝まですごしました。総合体育
館にはたくさんの人が来ていました。体育館の中には入れずに、外ですごす人もたくさんいました。
次の日、お父さんがむかえに来てくれました。つなみでくずれて、車では通れない道を歩いて来てくれ
たのです。お父さんを見たとき安心しました。
ぼくの家は、とても高い所にあるのでながされずにすみました。でも、ぼくともう一人の友だちいがい
の同級生の家は、すべてつなみで流されてしまいました。お父さんとお母さんがつなみで流され、かなし い思いをした友だちもいます。
東日本大しんさいから、五ヶ月がすぎました。今までとは全くちがう生活になり、ぼくたちはつらい思
いもかなしい思いもしました。でも自えいたいやボランティアの人たちに支えられて、女川町は少しずつ ふっこうへ向けてがんばっています。漁港がさい開されて、魚も水あげされています。
元の町に戻るまでまだ時間はかかるけど、この大すきな女川町で負けずにがんばっていきたいと思います。
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