2009年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  山河 麻衣

【特別賞】私たちがするべきこと

今年も夏休みがやってきました。一番楽しみにしていました。なぜかというと、徳島のいとこの家に長

くとまりにいけるからです。

いとこの家は、徳島県小松島市にあります。近くには勝浦川という大きな川があります。その土手を

通ってくる時、緑の木がたくさんおいしげり、川ではあゆをつっている人も見かけます。水もすみきっていて、泳ぐこともできます。いつもきれいな川だなぁと車の中からながめながら、通っていきます。

八月十日、大雨がふりました。雷もなって川の水かさがましました。テレビでは、水に流されて、行方

不明や死んだ人も、たくさんいました。いつもおだやかできれいな川が、こんなにも形をかえておそってくる、自然の災害のこわさに、私もびっくりしました。

いとこの家のあの川も、水があふれて、茶色の水にかわっていました。いつもは、河原だったり、木が

うまってあるところまで、水がきていました。そんな中で私が見たものは、ぷかぷかとういて流れている空き缶や、ナイロンや、いろんなゴミでした。

それはきっと、河原に捨ててあったゴミが、雨で水かさが増えそのまま海に流れていった光景だと思い

ます。そのゴミは、最終的に砂はまや海岸にとう着すると思いますが、すごい数のゴミが集まって、汚

い海になってしまうのは残念です。

私は家族でバーベキューによく行きます。肉のスチールパック、ラップ、ゴミ袋、空き缶、おかしの

袋、花火の燃えかす、野菜の皮、食べ残し、ジュースのペットボトルなど、いろんなゴミがたくさんでます。

もしそれを捨てて帰っていたなら、そのゴミたちも海へと流され、環境をこわし、海に住んでいる生き

物たちを泣かせてしまうんだなと思います。バーベキューをして楽しかったという思い出だけでなく、最後まで片付けやゴミ拾いをする責任感をもって、楽しまないといけないと思いました。

また、いとこの家の用水路には、六月の初めになると、たくさんのホタルがとんでいるそうです。ホタ

ルはきれいな川にしかいません。そのホタルがたくさんいるということは、地域の人が協力して川を守

り、きれいにしているんだなと思います。

私の家のうらの川には、ホタルはいません。見ただけでもゴミがたくさんあります。きれいにしたら、

もしかしたらホタルもくるかもしれません。来てほしいです。

一人一人がゴミを捨てなければ、いつまでもきれいな海や川であり続けますが、自分一人のゴミぐらい

と軽く考えて、捨ててしまう人がたくさんいるなら、ゴミだらけになります。私もゴミは捨てないよう

心がけています。そして、今度はだれかの捨てたゴミも、そっと拾える気づかいをもって、少しずつ大人になっていきたいです。

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