2006年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  佐久間陸男

【奨励賞】きれいな海に入りたい

夏休みに、海でおよいだ。

ぼくといっしょにゴミもおよいでいた。

だれがすてたゴミなの?

どこからながれてきたの?

とうちゃんに聞いてみた。

「きっと川からながれてきたんだよ」

ぼくが答えた。

「そうかもしれないね」

アッそうか、川と海はつながっているんだった。

じゃぁ川の水はどこからくるの?

またとうちゃんに聞いてみた。

「雨がふるだろ、その雨はね、山や大地から川にながれこんでいるんだよ」 うーん、むずかしいなぁ。

川の水って、ぼくたちのんでるよね。

それじゃあ、ゴミの入った川の水をのんでいるってことか。

ヒェ〜

「そんなわけないだろう。ちゃんと、ゴミをとりのぞいて、人がのめるようにする、

じょう水場というところがあるんだ。だから毎日生活につかっている、ぼくたちの水はきれいなんだよ」

やれやれ、あんしんしたぞ!

でも、人は水をきれいにしてもらっているけど、水の中にすんでいる魚くんたち、だいじょうぶ?

エビくんは? イルカくんは? 貝さんたちは?

ぼくさ、あさりのみそしる、すきなんだよね、それに魚のおさしみ、うまいよね。

ぼくは、水の中で生きているものたちに、たくさんのえいようもらってる。 なのに、人がゴミをすてたり、よごしたり、みがってなことをしているんだ。 夏休みに、なんども海に行った。

海からかえって、いえに入るとかならず、

「早くおふろに入りなさい」

いつも、おかあさんの大きな声。

そうだ、体をきれいにするのにも、水いっぱいつかってるんだ。

おふろに入るのも、きれいな水だからきもちいいんだよな。

ねぇねぇ、みんな、きれいな水が、このせかいからなくなっちゃったらどうしますか
また、来年も海に行くんだ。 ゴミといっしょにおよぐの、やだな… ぼくたちにも、できること、

ウォーター!

 

海や、川の水がきれいなままでいられるように、 ゴミをすてない。

大切な、大切な、水だから。

これからも、ずっとおせわになります。

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