2014年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  坂本 真由美

【ざぶん環境賞】おたまじゃくしの命

夏休みが始まる少し前から、おたまじゃくしをかい始めました。

ぼくの住んでいるマンションには、中庭があり、そこにカナルという川がながれています。 そこにおたまじゃくしがいっぱい泳いでいて、ぼくは六ぴきバケツに入れて家へ持って帰り ました。

いろいろな食べ物をあげてみました。さい初にあげたのはごはんつぶでした。食べている のかどうかが分かりませんでした。次に、パンくずをあげてみました。パンくずが水の中に 入るとぐにゃぐにゃになったのでとてもたべやすそうでした。次にうどんをあげてみました。 さい初は、ぜんぜん食べている様子がなかったけど、次に水そうを見た時ぼくは、わらって しまいました。水そうの中のおたまじゃくしが一本のうどんにみんなくっついて食べていた からです。なん日かして、おたまじゃくしが六匹から五匹になってしまいました。死んでし まったと思って水そうをさがしたけれどどこにもいませんでした。ぼくは、はじめて、とも 食いという言葉を知りました。とってもびっくりしました。たべられているところを見てい ないけど、大きいおたまじゃくしは、小さいおたまじゃくしを食べてしまうことがあると、 本にかいてありました。

一匹だけ大きいおたまじゃくしがいたので、そのおたまじゃくしが食べたと思いました。 ぼくはそのおたまじゃくしを、ボスくんと名付けました。ボスくんは、一人でどんどん大き

くなってきました。とっても小さい足が生えてくると、あっという間にせい長して、前足も 生えてきました。前足が生えてきたら、石や岩場を作らなければいけません。どうしてかと 言うと、前足とうしろ足が生えた時に、上がれる所がないとおぼれて死んでしまうからです。 ですから、ぼくはボスくんをべつの水そうにうつして、岩場を作りました。

小さい前足でもゆびがあって、いっしょうけんめい泳いでいるボスくんは、とてもかわい らしいです。

ある日、ぼくが学どうから帰ると、ボスくんは死んでいました。さかさまになり、水にう かんでいました。きっと、岩場が高すぎて上れなかったのだと思います。

ぼくは、ボスくんが死んでしまったのでとてもかなしかったです。次にかう時は、岩場を もっと上手に作りたいです。

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