2005年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  林 香君

【特別賞】大切な水

 

ぼくはお寺の土曜学校に行っています。そこで、小さくてもアフリカの子どもた

ちは、かた道だけでも何時間もかけて、生きるために水をくみに行っているという

ことを、聞いたことがあります。

 

そのころのぼくは、いつもいっぱい水を流しっ放しにしていたので、アフリカの

子に申しわけないと反省しました。

 

朝、暗いうちから出かけて行くのでこわいだろうなぁと想像してみました。ぼ

くだったらいやだといって泣いたと思います。それからは、ぼくは顔を洗う時には

洗面器に水をためて、無だに使わないように気をつけています。こうすると水道

代も水も無だなく使われるので、続けようと思います。

 

最近家族旅行で上高地へ行ったら、きれいな水がいっぱい流れていました。その
水を飲んでみるととてもつめたくておいしかったです。アフリカの子にどうしてこ

ういう安全できれいな水をあげないのかなぁ。日本にはきれいな飲み水がたくさ
んあるのにと思いました。

 

去年断水になった時、ぼくはアフリカの子どもたちの気持ちがよく分かりまし

た。水が出ない、くんでくるのを待つという気持ちはとてもつらかったです。夏だっ

たので、のどもかわくし不安な気持ちになったし、暑いのにおふろもがまんしない

といけないなんていやだなと思いました。でもアフリカの子は、ぼくが去年感じた

ことと同じじょうたいが毎日なんだなぁ。アフリカは暑い国なのにとかわいそうに

なりました。

 

ぼくは断水のおかげでこのようなアフリカの子どもたちの気持ちを味わいまし

た。アフリカの子どもは今でも苦しいだろうなぁと、断水をすぎても時々考える

ことがあります。

 

また、お寺の合同子ども会で、今ふってくる雨は八十年前の水だということを

聞いたことがあります。八十年もかけて水はじゅんかんして、空に上がって、また

ふってくるということを聞いて、ぼくはとてもびっくりしました。すると今のよう

に、合成洗ざいを川に流していると川もよごれるし、八十年後の子どもたちは、

そのきたない雨をかぶるのでかわいそうだなぁと思いました。
ぼくは、今からでもなるべくきたない水や悪い洗ざいなどを、川に流さないように

しなければいけないのではないかと気がつきました。

 

ぼくやぼくの家族にできることを、これからも一つずつふやして続けていこうと

決心しました。

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