2010年度受賞作品, ARTIST, AWARD, 浅見 祥子 【特別賞】銀色の鱗 2022年9月2日 「わあっ」 一瞬僕は、息をのむ あの銀色に輝く二匹の魚はなんだ あわてて僕は銛を構えた はちきれそうになる胸の鼓動をおさえ、冷静になる 息をひそませ魚に近づく 海の中は静寂に包まれていた シュノーケルの音だけしか聞こえない 魚は僕を挑発しているかのように、優雅に泳いで行く 精一杯放った銛が、水中を切り裂く 「よしっ」 という手応えと共に銛が魚に当たった しかし魚は、勝ち誇ったかのように僕の目の前から遠ざかっていく 銛の先に残っていたのは、銀色に輝く大きくて硬い一枚の鱗だけだった 前 【特別賞】母との足湯 最近 【特別賞】雪うさぎ こちらもおすすめ 【特別賞】漁師になること 2022年7月25日 【特別賞】石垣島での体験 2022年8月5日 【特別賞】水一滴のありがたみ 2022年8月31日 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 コメント