【特別賞】水の中で過ごす私
水は私の生活の一部です。なぜかというと私は一日、二時間以上水の中で過ごしているからです。
私は三歳で水泳を始めました。始めたばかりのころは、水が苦手でした。顔にかかることも嫌で、水に
潜ることなんて、ゼッタイ嫌でした。しかし年齢が上がるにつれ、泳ぐことの楽しさを知りました。
小学校二年生のとき、コーチの薦めで選手コースに上がり、本格的な指導を受けるようになりました。
競技会にも出場し「あの人に勝ちたい。もっと速くなりたい」という気持ちが芽生えてきました。学校が終って、プールに向かい、練習をするのが私の日課。泳いでいるときは嫌なことも忘れてしまいます。
高学年になるといろいろな大会で入賞し、賞状やメダルをもらうことが多くなりました。名前を呼ば
れると、とても嬉しい気持ちになります。
楽しい事も悲しい事もつらい事も、水を通して経験してきました。
練習中、つらく、悲しく泣いてしまうこともありました。そんなとき、プールの水が私の涙を流してく
れました。泣いてしまっていた練習も、いつの間にか、涙を流さずできるようになったものも数多くあります。
私は陸トレをあまりしない方なので、自分が速くなる方法は、ひたすら泳ぐこと。一日練習を休んでし
まうと、次の日、水が軽くなってとても泳ぎづらいのです。それは、私が一日水に入らなかったことによっての、水からの嫉妬でしょうか。二日、三日と続けて水に入ると水の軽さがなくなり、いつもの感覚に戻ります。そのときは、きっと水が許してくれたときだと思います。学校の友達とはちがい、道内の大会で会ったライバルという名の友達は、一つ年上の人や、一つ年下の
人とで、会った時は、最近あったことや今の調子のことなど、レース前にたくさん話をします。また、一人ひとり、同じ目標を持ち、一緒に頑張るという面では、とても良い環境だと思います。
私は最初、選手コースに上がることが嫌でした。そのころ、同時にピアノを習っていました。もし、選
手コースに行かずにピアノを続けていたら、水泳の楽しさ、水の大切さ、美しさを知ることができなかったと思います。私に大好きな水泳をさせてくれるのは水です。水は今となってはなくてはならない、大切で大好きなものです。また、北海道各地にいるライバル、そんな良い立場の友達にも会うことができなかったと思います。
これからも、練習にはげみ、ベストタイムを出せるよう、もっと全国大会に出られるよう、頑張ってい
こうと思います。


