2012年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  未分類,  渡部 市千

【特別賞】命の源、水

 

日本は豊かな自然に恵まれていて、水問題に困らず、私達は生きています。しかし、アフリカ大陸にあ

るサヘル地域では干ばつが続き、食料もなく水もないため、飢饉が起こり、たくさんの人々が命をおとしています。また水をめぐる紛争が絶えずに、子供までが犠牲になっています。

 

サヘル地域の内陸部は、海からのしめった風が届かないため乾燥しやすく、干ばつになりやすい環境が

一つの原因です。しかし、大きな原因は人間の活動です。私達が生活で使ったり、輸出のために木材が切り出されたり、畑をつくるために森が切り開かれてきました。

森や林がなくなると砂漠化が進み、水をめぐる紛争がどんどん増えていきます。また家に水道がない村

では、朝五時に子供達が起き、井戸まで水をくみにいきます。学校が終わっても水くみなど、家の手伝いをしています。砂漠化が進む地域での子供達は、毎日このような生活をしています。

 

私達がやることは現地に行き、植林活動をすることですが、今の私の力でできるかわかりません。でも

誰にでもできる事は、募金やエコをすることだと思います。お金があれば、きれいな水や木の苗も買えます。エコをして、砂漠化する国を救えるかは分かりません。しかし、エコをすることにより地球環境の悪化を食い止め、砂漠化する地域を救えるかもしれません。

 

NGOという非政府組織の団体は、サヘル地域で植林活動をしているそうです。一つの地域で活動を始

めても緑が戻るのは十年かかります。木をたくさん切るのはすぐ終わりますが、木がない所から緑を再

生させるといっても長い年月がかかり、木を育てるのは大変なんだと改めて思いました。

植林活動はNGOだけでなく、現地の人達も参加しています。こうすることで助け合うこともでき、木がどんなに大切なものなのか、知ってもらう機会だと私は思います。

 

私達はまだ、世界で水不足の問題で紛争などをしている国をあまり知りません。でも自分の力ででき

る範囲で調べ、知っていかないと、砂漠化してしまう国が増えてしまいます。調べる事で視野が広がり、砂漠化する国にどのような支援ができるのか、もっと深く考えられると思います。

 

なんでも支援してはいけません。その国にはどんなことが必要なのか考え、協力していくことです。そ

の国の人々は幸せを感じながら毎日生活しているのだから。サヘル地域の人達も日本人と同じように、心が豊かでいつも明るく笑顔だそうです。その事を私は心に留めておきたいと思います。

 

私達が大人になれば、もっと深刻な状態なんだと改めて理解できると思います。それで大人になってか

らは、現地の人達と一緒に植林活動をして、その国が救われるように役立ちたいです。

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