2009年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  児玉 一美

【特別賞】カエル

私の家の近くには、田んぼがあります。夜になると、その田んぼからカエルが、合唱のようにゲコゲコ

と鳴きます。私はすごくうるさいなぁといつも思っていました。

ある日、私がその田んぼの前を歩いていると、水がなくなっていました。なんとなく中を見てみると、

カエルがいました。鳴いていたのですが、いつもより元気がありません。私はこんな感情のあるカエルも

いるのかと、少し不思議に思いました。

その夜はあまり鳴いていませんでした。やっぱり水がないといやなのかなぁ?おちつかないのか

なぁ?いつも夜鳴いて、うるさいと思っていて、うれしいはずなのに、さみしいなぁと、私はそんなこ

とを考えていました。

次の日、カエルがいた田んぼに行って、いるか確かめてみました。やっぱりいました。ここがすみかな

のか?と、色々思いました。

さりげなく、すぐそこに流れていた水をカエルにかけてみました。びっくりしました。私には、このカ

エルが喜んでいるように見えました。 水の力はすごいなぁ、と思いました。

それと同時に、秋になったら残念だなぁ、田んぼは米を作るためにあるので仕方ありませんが、カエル

達がかわいそうだろうと思いました。

『カエルが絶めつする』というのは見た事がないけど、もしかしたらそうなるかもしれない。そう思う

と、カエルを大切にしたくなる。

カエルと水。もしかしたら、このつながりは、とても大事なんじゃないか、と私は思いました。

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