2009年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  高森 絢子

【特別賞】私たちの水環境

私の住んでいる所は島で、家の周りにはたくさんの森林が広がっています。私の家では、普通の家には

ないような井戸水があります。昔、私の家は地盤が硬くて、井戸さえ掘ることができませんでした。そのため、山からの湧き水を利用して家事をしたり、洗濯をしたり、風呂水に使ったり、飲み水は井戸の出る家にわけてもらいに行ったそうです。

昭和二十年頃になると、水道管が敷設されて大変便利になって、水に困らなくなりました。が、私の

家は高台にあるので、水の勢いは大変弱くて、なかなか風呂の水も、いっぱいにはならなかったそうで

す。

近年、ようやく井戸を掘る技術が発達し、私の家の地盤を掘り抜けるようになったので、私の家では

昔と違って井戸を掘り出すことが出来て、水をたくさん汲み上げるようになりました。

さて、最近では水に関する環境問題を、ちょくちょく耳にするようになりました。例えば、赤潮発生

やハイテク汚染、四大公害病など、ここに出した例以外でも、私達人間や動物、自然を苦しめる環境問

題はたくさんあります。私達はそのような環境問題に直面して、対応をしなければなりません。環境を

破壊しているのは、まぎれもなく私達人間です。だから、私達には責任があるのです。環境をできるだ

けでもよくする責任が。私達が今しなければいけないことを、考えてみたいと思います。

まず、水をよごす人間の暮らしについて、最初に考えられるのが生活排水です。生活排水とは、食べ

物のかすや洗剤のことです。下水道が普及していない地域では、家庭排水がそのまま河川に流れこみ、

富栄養化が進み、アオコが発生する恐れがあります。有名な琵琶湖や諏訪湖だって、このような問題を

抱えています。

私は川の水をよごす原因を知りたいと思い、ある図書館に行って調べてきました。川の水をよごす原因

が書いてある円グラフを見ると、やはり生活排水が六五パーセントとダントツに多く、次に、産業系排

水が一七パーセント、し尿などが一五パーセント、その他が三パーセントと、川をよごす大幅な原因は、生活排水が多いことが分かりました。

次に、産業系排水のことについて詳しく調べてみることにしました。産業排水とは、貴金属や化学薬

品など有害な物質を含んだ排水のことで、その多くは工場から流出しています。過去には、その排水が

原因で水俣病やイタイイタイ病などの公害が発生し、体の異常が発生したり、多くの死者を出すなどの

大きな被害が起きています。また、家畜の飼育場などからのし尿の流入も問題になっており、最近では

大腸菌O‐一五七などによる食中毒や、水道水に混入したクリプトスポリジウムによる集団感染も問題に

なっています。

私はこのような環境問題に対応すべく、水をきれいにする方法をいくつか挙げてみたいと思います。ま

ず一つ目は、食べ残しはゴミ箱へ、できるだけ好き嫌いはないようにすること。二つ目は、使った天ぷら油は紙や新聞紙などにすいこませて、燃えるゴミとして捨てる。三つ目は、使った食品のよごれも、紙でふいてゴミとして捨てる。今、挙げた方法以外にもたくさんあります。そして、難しいことでもありません。今、自分が水をきれいにするために考え、それを実行することが大切です。 「森は海の恋人」と母からしょっちゅう聞かされています。

この言葉の意味はなんとなくですが、森と海は一心同体なんだ、というふうに私は理解しています。森

があるから海がある、海があるから森がある。だから私達は生きているのだと思います。自然を大切に

して、私達の子孫に受けついでいきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です