2009年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  須藤 真美子

【特別賞】水

私は、夏休みに行った旅行で、今まで見た中で一番きれいな水を見つけました。富士山のふもとに湧き

出ている忍野八海の水でした。そこの水は十メートル下の底が、もっとずっと近くに見えるくらいに透き通っているのです。現在地表に湧き出ている水は、五十年前の雨や雪解け水だと聞いてびっくりしました。富士の雄大な裾野が、自然の巨大なろ過作用を生み出しているそうです。私の家のまわりの水路は生活排水で汚れ、昔はホタルが飛んでいたという事が今では信じられないほどです。

地球は表面の三分の二が水におおわれていて、そのうち九七パーセントが海水なので、私たちが使え

る水は三パーセントしかありません。しかも、人が直接使える水は、全体一パーセントと、と

てもわずかです。

私たちの使っている水は無限大ではなく、限りある資源であることを忘れずに、日々の節水を心がけ

ていかなければいけません。例えば、お風呂の水をせんたくに使ったり、洗顔や歯みがきをするときも、水を流しっぱなしにしないようにします。

そして、なるべく水を汚さないように考えないと、節水の効果は半減します。それは、汚れた水をきれ

いにするにはその何十倍もの水を必要とするからです。味噌汁や残った物を流さない、鍋や皿の油汚れ

等をふき取る、毎日の生活の中で簡単に出来ることです。要するに、食事を残さずに食べるということ

は、私達に出来る一番身近なエコだといえます。

最近、町中のアスファルト化や水路のコンクリート化で、降った雨水の行き場がなくなってきていま

す。現在では、山や地面の保水力が減ったため、少し雨が続いたり、台風や大潮が重なった時には、す

ぐ水があふれ出してしまう事が多くなりました。

日本は蛇口を開くとすぐ飲める水が出てくる、世界の中でもかなり水には恵まれた国です。中近東で

はばく大な費用をかけて海水を淡水化したり、アフリカでは何十キロも離れた井戸に毎日水を汲みに行ったり、水はまさに命の水なのです。

香川県は水が少なくて困っているけど、早明浦ダムがいっぱいになったら、水のことなんて気にしない

で、むだに水を使って、後から後悔してしまいます。だから、水は命の水とわかった上で、節水をすることや食べ物を残さないようにするなど、水を汚さないように考え、水を大切にしていきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です