【準ざぶん大賞】田んぼの水はどこから
2022年8月25日
ぼくの家の下には、矢部川という川が流れています。水は、高い所から低い所へ流れます。
それなのに、ぼくの家の田んぼは、川の上の方にあり、山の上まであります。川の上にある
どの田んぼにも、水がたっぷり入っています。どうやって、どこから水が来ているのか、ぼ
くは不思議に思って、じいちゃんに聞いてみました。
ぼくの家の田んぼの水は、善蔵堤から来ているそうです。その堤は、山のおくにあって、
うちの山木屋からさらに四千メートルも先にあります。善蔵堤からうちの田んぼに水が来る
までに三時間もかかります。その水は、ぼくの家だけでなく、いろいろな田んぼに水を送っ
ているそうです。
ぼくの家の田んぼは、ひいじいちゃんが山の木を切りたおして作って、それをじいちゃん
が受けついで、今までずっとお米を作ってきたそうです。米作りには水がたっぷりいるので、
水をかんりする「水まわり」という仕事があります。堤の水門を開けて田んぼに水をやった
り、草などが流れのと中にはさまっている時に取ったり、水がたまったら水門を閉めたりす
る仕事です。
それをじいちゃんともう一人のおじさんと、たった二人でしているなんてすごいなと思い
ました。山木屋からでも、四千メートルもある水まわり仕事をきちんとしているじいちゃん
は、責任があって大変だろうなと思いました。
じいちゃんから聞いて、田んぼの水は川の水ではなくて、ちゃんと善蔵堤があって、そこ
から水を流していることがわかりました。そのことを初めて知って、ぼくが大きくなったら、
水まわりの仕事をしたいと思いました。
今度、ぜひ一度じいちゃんの後についていって、善蔵堤まで行ってみたいと思います。


