2010年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  西 のぼる

【準ざぶん大賞】八丈島のとびうおたちへ

私はクルージングで、みんなが空を飛ぶのを初めて見たよ。 八丈島の海はとってもきれいだね。

一瞬で私も八丈島のことが大好きになったよ。

私は九日間八丈島で暮らしたんだよ。

みんなの住む八丈島は、とってもすてきな所だった。 スノーケリングで、私は初めてサンゴを見たんだ。

サンゴもウニも魚も、全部が手の届きそうなところにいて、私も海の一部になったみたい

だった。

私はもう一つ気付いたことがあるんだ。

それは海の生き物みんなが、協力して生きているということ。

岩にはサンゴが住み、サンゴの影にかくれてウニがいたり、またそのウニの影にかくれて

いる魚がいたね。

海の世界は昔から平和で、ゆっくり時間が流れていたんだね。 その「ゆっくりな時間の流れ」、とってもいごこちがよかったよ。 私は大好き。

家に帰ってから気付いたんだ。

工場から出た水も、私の家から流れ出た水も、家のとなりを流れている川の水も全部、

世界の海に…八丈島の海につながっている。

そう思ったら、水はとてもすごいものだと実感したよ。 水が世界の人や、海の世界のみんなと私をつなげてくれている。 今、私の前を流れる水はいつ、どこの海に流れつくのだろう。 ずっと先かもしれない。

でも確実につながっているんだよね。

だから私たちは水を、そして海を大切にしなくてはいけないね。

これから先、世界の海が八丈の海みたいにきれいで、いごこちのいい海になるといいな。

私も、できることから一つ一つがんばるよ。

だから、とびうおたち、きみたちも、元気に海の上を飛んで、海のすばらしさを伝えてね。

私の名前は「海夏」。七月二十日、海の日に生まれ

たよ。 私は海が大好き。

私も海のように広い大きな心で、優しく人を包みこめる人になりたいな。

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