2011年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  高森 絢子

【特別賞】無人島のウミガメとウミウシ

 

私は、サンゴの岩陰からゆっくりヌーッと現れた大きなウミガメを見ました。はじめそのウミガメを

「何、このデカイ魚」と思っていました。でも形が変なので、デカイイカかなと思ってよ〜く見てみる とウミガメで、すっごくびっくりしました。そのウミガメはゆっくり手を動かしているのに、一気に長い きょりを泳いで行きました。見ていると、あっという間に岩と岩の間を通って遠くに行き、見えなくなり ました。私は初めてウミガメを見ました。今までずっと見たいと思っていたのですごくうれしくて、友達 といっしょに喜んでいました。もう一度見てみたいなぁと思いました。

 

次の日の夜に、ウミガメの赤ちゃんが数えきれないほどたくさん産まれてきました。それはすべて、色

や模様・形・大きさがちがっていて、赤ちゃんがみんなペタペタ歩いていてかわいかったです。ウミガメ の大人とはちがって、片手で持てるくらい小さくて、こうらもつめみたいなのに、やわらかそうでした。 小さいウミガメなのに、陸を歩くスピードは思っていた以上に速く、さらに海まで見送っていると、海に つかってすぐに、ものすごい勢いでビュンビュン泳いで行きました。私は、どうして産まれたばかりなの に、いきなり海に出てビュンビュン泳ぐことができるのか疑問に思いました。想像ではもっとおそく、の ろまに行くのかと思っていたのでとてもおどろきました。

 

次の日、ウミガメを見つけるために、いっぱいもぐって岩のすき間や裏側を見ていました。私はでっか

いシャコ貝があると思い、もぐってシャコ貝をつついていました。それから息が苦しくなったので上がろ うと思い、最後に岩のすき間を見ると、小さな一センチあるかないかのウミウシ二匹を見つけました。息 が苦しかったけど、うれしさのあまり苦しいのを忘れて、そのまま二匹のウミウシを取りました。にげられないように手にしっかりにぎって、海面に上がりました。

 

それから、よくウミウシを見てみました。ウミウシの片方は黒色で緑色のすじが通って、しっぽのよう

な所が二つに分かれているようでした。もう片方は、白くてふちにはオレンジ色の水玉がいっぱい付いて いて、こう門はお花みたいで背中に何色か色が付いていました。本当にものすごく小さくて、ぷにぷにし てかわいかったです。二匹ともぜんぜんちがうがらだし、形もちがうし、今まで見たことのないウミウシ でした。今まで見たことのないウミウシだったので、すごくおどろいたし、うれしかったです。

 

ウミガメやウミウシは、この広い海の中にいなくてはならないたった一つの存在で、この生き物たちの
生命の源である海は、すばらしいんだなぁと実感しました。

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