2008年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  沈 孝恩

【特別賞】世界中の海と生き物を見て

「すごい、青い空の中で飛んでるみたいだよ」

深く青い海の上に、一頭のカメが浮かんでいるのです。この奇跡的瞬間をとらえた写真は、今でもくっき

りと心と頭の中に残っています。

一日から三十一日にかけて開かれました。このイベントは、生き力と心を、沖縄ならではの歌で届けた り、沖縄の雑貨やお酒、お菓子などを販売したりして、沖縄の文にふれ、もっと興味を持ってもらうと いうイベントで、私は八月十七日に行きました。

 

中でもわたしが一番心に残っているのは、「高砂淳二写真展」です。高砂淳二さんは、二十四年前に初

めて海に潜り、それ以来、海のカメラマンとして、暖かい海から氷の下まで、世界中のいろいろな海を見

てきました。さまざまな動物や景色との出会いがありました。その中から、彼が特に思い出に残るカット

を選び、彼の故郷、宮城県で写真展を開いたそうです。

 

写真展が行われている所に入ると、わたしも世界中のいろいろな動物たちと潜っているようでした。

入ってすぐ目に付いたのは、夕日がしずむ直前に、一頭のイルカが、その夕日に向かって行くようにジャ

ンプした瞬間の写真でした。それは言葉で説明できないほど美しく、見ないとその感動を味わえません。

次は、かわいらしい親子のアザラシです。何かおしゃべりしているよう。一枚の写真から、かたい親子

の絆が見えてきます。

 次の写真を見て、わたしは驚きました。何と、見た事もないサンゴが写っていたのです。色はしゅ色

で、花のような平べったい形でした。わたしが知っているサンゴは、木の枝のように細長い形だったので、

「やっぱりサンゴにも、たくさん種類があるんだな」と思いました。

 

さらに、わたしが一番心に残っているのは、一頭のカメの写真です。深くすきとおった真っ青な海の上

に、一頭の大きなカメが浮かんでいるのです。まるで空を飛んでいるかのように。水面に向かって、ゆっ

くりゆっくり泳いで行く瞬間かなと思いました。

 

また、写真展以外にも沖縄の楽器やお酒、黒糖あめ、食器や雑貨などめずらしい物がたくさんあって、

とても楽しかったです。またこのようなイベントがあったら、ぜひみなさんも行ってみてください。

 

今回行ってみて思った事が二つあります。一つ目は、同じ地球に住んでいるのに、その世界や日本の中

の世界を、あまりにも知っていない事です。この写真展で見たのは、どれも見た事のない生き物や瞬間ば

かりでした。

 

また、沖縄で使われているオカリナも、二、三種類だけじゃなくて、十種類以上ありました。わたしは、

同じ日本の事ですら、知らない事ばかりだったのです。だから、もっと興味を持って、まずは日本の文化

からふれてみたいと思います。

 

二つ目は、美しい生き物たちの家である海が、人間によって汚されてしまうという事です。海について

書かれていたパンフレットに、心に衝撃をあたえる光景がありました。それは、オットセイの首に漁網の

切れはしがからまり、取れなくなってしまったり、鳥のヒナがたくさんのごみをえさと間違えて食べてし

まい、命を落としてしまったり、思わず目を閉じてしまうほど悲惨でした。

 

きれいな海と生き物たちを守るには、人間たちがまず自分でできる身近な事からエコ活動を始める事、

そして、今までの生活をふり返って考え直す事です。

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わたしの家でも、洗剤を必要以上に使いすぎないように心がけ、油は新聞紙などにしみこませて、流さ

ないように、家族で協力し合いながらエコ活動をしています。美しい海と生き物を守る義務は、わたした

ちにあるのです。

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