2014年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  百鬼丸

【ざぶん大賞】ぼくのおにぎり

ぼくは、おかあさんに、夏休みをあげるために、おひるごはんをつくることにした。おか あさんに、何がいいか聞いたら、おにぎりがいいと言ったので、ぼくは、かぞく五人分のた めに三ごうのお米をたくことにした。

お米をとぎはじめたら、すぐに白い水が出てきた。とう明な水になるまでためたら、五 リットルもあった。おかまに入れた水はすこしだったけれど、お米をたくのにはたくさんの 水をつかうんだと思った。おかまのスイッチを入れたら、音をたててうごきだした。おとう さんは、

「でん気をつくるのにも、水がひつようなんだよ」

と教えてくれた。おかあさんが、

「お米がそだつのにも、水がひつようだね」

と言った。水が田んぼにあると、夜あたたかい。ふとんのやく目をする。水は、土のえい ようをはこんでくる。イネにごはんをたべさせるんだ。そして田んぼから水がぬけると、い ねは、ねをはりじょうぶな体をつくる。ぼくは水がそんなやくわりをしているなんて、知ら なかった。ぼくはおにぎりをつくりはじめた。おかあさんが、

「手に水としおをつけてにぎるんだよ」

と教えてくれた。さいしょの一つは大きくうまくできた。と中、水をつけるのをわすれた

ら、お米が手にたくさんついて、ぐちゃぐちゃになった。ぼくは、あせだらけだった。さい ごの一つは小さくなったけれど一ばんかっこよくできたので、おかあさんにあげた。おかあさ んは、

「ありがとう」

と言ってちょっとないていた。よういをしているうちに、おにぎりがくずれてきて、ぼく はなきべそになった。でも、みんながたべて、

「おいしい」

とほめてくれたので、ぼくはうれしくなった。おにぎりをたべたら、元気がもりもり出て きた。

イネやぼく、みんなのいのちのもとは水だ。ぼくは、あたりまえのようにごはんをたべて いるけれど、まい日こまらないでくらすことができるのも、水のおかげだ。よくぼくは、水 をだしたままにしてちゅういされることがある。でもこれからは水どうのじゃ口をしっかり しめて、元気やいのちのもとになる水を大切につかっていきたい。

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