2018年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  立石 尚久

【特別賞】海開き

七月十四日の土曜日に、鉢ヶ崎海水浴場で海開きがありました。天気がよく、朝からお日様がカンカンに光り、暑かったので、じいちゃんと海水浴に行きました。

鉢ヶ崎海水浴場に着くと、ちょうど神主さんが塩をまいて、お払いをしているさい中でした。海の中に、お酒も流していました。ぼくが、じいちゃんに、

「なんで、あんなことするが」

ときくと、じいちゃんは、

「ああやって、塩やお酒をまいて、人がおぼれたり、けがをしたりする事こがないようおまいりしとってげんぞ」

と教えてくれました。一年や二年、六年の友だちも、家の人と泳ぎに来ていました。

「さあ泳ぐぞ」

ぼくは、わくわくして海へ入りました。水はひんやりして冷たかったけど、すぐに温かくかんじるようになりました。うきわをつけてちょっと深い所にも行きました。いつもなら、足がつかない所なのに足がついたので、びっくりしました。うきわを持って支えてくれているじいちゃんに、そのことを言うと、じいちゃんは、また、

「海は、毎日様子がかわるもんや。海は生きとるげん。あさい所と思っていても、急にふかくなっとる所もある。いつもの所に泳いでいても、なみが来て、遠い所に流されたりもする。海はあぶないし、こわいげんぞ」

と、教えてくれました。

「海はこわい所」

と、ぼくは、もう一ど言ってみました。海はこわい所かもしれないけど、ぼくは海が大好きです。なぜかというと、たこ島町は、目の前に大きな青い海が広がっているからです。プールとちがって広くて、ずっと砂浜が続いています。天気のよい日はキラキラと光って気持ちがよく、幸せな気分になります。「早く夏休みにならないかな」

夏休みの天気のよい日には、毎日でもいい鉢ヶ崎海水浴場へ泳ぎに来ます。そして、貝をさがしたり、小さな魚が泳いでいるのを見たり、ヒトデをとったりと海の生き物といっしょに楽しみたいと思っています。

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