2018年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  蓬田 やすひろ

【国土交通大臣賞】失敗と後かいから学んだ川

ぼくは、川で思い出したくないことがあります。でも、わすれてはいけないと思い、作文を書く事にしました。

去年の夏、ぼくは親せき十六人で川へ遊びに行きました。その川は、毎年みんなで予定を合わせて遊びに行くところです。でも、その日は雨がつづいていたので、いつもより川が深く、流れも速いなと思いました。大人たちが遊ぶか帰るか相談したけど、

「せっかく予定を合わせて来たんだから、遊んでいこうか」

と、遊ぶ事にしました。

いつもの様に、ライフジャケットを着て、大人といっしょに川へ入りました。四時間ぐらい遊び、帰るじゅんびをしている間に、ぼく達は子ども三人だけで、ボート遊びをしました。川の流れの速さにもなれてきて、ぼく達はもっと遠い所へ行ってみたくなり、川の一番おくの流れがすごく速くて、深い所へ行きました。その時、ボートが岩にぶつかり、転ぷくして三人とも川へ落ちてしまいました。一人はボートにつかまったけど、ぼくと弟はボートの下にしずんでしまいました。水の中で弟の足が見えたので、弟の足をおし上げたら、自分がもっとしずんでしまい、水を飲んで苦しくなりました。ライフジャケットを着ていても、水の流れが速くて、全く上に上がれませんでした。その時、中学生のいとこが助けに来て手を引いてくれたので、何とか顔を出すことができました。ぼくは水をたく山飲んで、頭つうとはき気がして、とてもこわかったです。後から聞いたら、川岸で見ていたぼくのおじいちゃんが、泳いでわたって来てくれた事、川原でバーベキューをしていた大学生達も、川へ飛びこんでくれた事を知りました。

ぼくは、この時の川遊びで反省した事や、学んだことがたく山ありました。まずは、川の流れがいつもより速かったので、中止しなかった事です。お父さんは

「せっかくみんなで予定を合わせたんだからと思って、中止するゆう気が持てなくて後かいした」

と言っていました。次に、ぼく達は川の流れの速さが楽しくなってきて、もっと速い場所へ行ってしまった事、大人がかたづけをしている間に、子どもだけで川に入ってしまった事、最後に、たく山の助けに来てくれた人達も、もしかしたらおぼれてしまっていたかもしれない、と言う事です。

調べたら、巨ねんお海や川での水なん事こによる死者・行方不明者は六百七十九人だそうです。その中で、子どもの死ぼう事この三分の二が川で起こっていることを知り、おどろきました。川の事この主な原いんの中には、前日までの大雨によるぞう水、川の流れが速くて、うずが発生している場所へ行ってしまうなども書かれていました。この事からも、ぼくがどんなにきけんな事をしたのかが分かりました。ぼくはこの事をわすれないで、これからは安全で楽しい川遊びをしたいと思います。

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