【特別賞】水道局の仕事
私は、水道局の仕事に驚き、感動した。それは、夏休みに祖父母に聞いた話。
私の祖父母は、長野県上水内郡飯綱町に住んでいる。祖父は、その近くの芋井出張所で働いていて、
そこは戸隠の雪解け水を使って、市民に水を供給する場所だ。塩素濃度や水の量、水の温度などを計測
する機械がたくさん並んでいて、一日二回または三回、必ずチェックするそうだ。日本はそれほど、水
質のすぐれた対策を行っている。また、世界に水と設備を輸出している。
もしどこかで、断水や水が濁っている、などの連絡が入ると、すぐに水道局の職員が対応してくれ
る。それがたとえ夜中であっても仕事のない休日であっても、対応してくれるというのだから驚いた。
対応というのを、もう少し具体的に説明しておこう。それは、連絡をくれた方の所へかけつけて、どこ
がおかしいか確認するのは、もちろん、水が出ないとなれば、すぐに職員を集めて、給水タンクで水を
運んでいく。それだけでなく、何が原因でどこの水が出ないのか、そこまで確認してから帰るのだから、
これほどすばらしい事はない。これまでの話を聞いて、みんな同じ事を感じるだろう。
「日本はなんてすばらしいシステムを持ち、的確で迅速な対応なのだろう」 そして、
「とても恵まれているなぁ」
と。
その例として、滞在中に大雨洪水警報が発令された。近くの町では、断水も起きた。その時まさに、
夜中であったが、水道局の職員が、迅速に動いてくれた事により、一日で水が使えるようになった。
日本には、安心安全でとても美味しい水がいつでも飲めるシステムがあり、それは、水道局の方など
たくさんの人の力があってこそ、成り立っていることが分かった。
まだ世界には安全な水がすぐには手に入らない国や、まず、そういった水の無い国などがたくさんあ
る。
そこで途上国について調べてみた。途上国は、干ばつや砂漠化などの環境問題の影響で水にあまり恵
まれているとは言えない。そのため現地の人々は、汚れた川や湖の水を飲み水や、生活用水にしている。
途上国の人々の病気の八十パーセントがその水を使ってしまっているせいだそうだ。
このことから、私達はこんなにも恵まれたシステム、環境のある国に生まれた事に常に感謝し、そう
でない国もある事を同時に心に置いておかなければならない。
そして、私はいつか早いうちに、全ての国の人々が安全な水をいつでも使えるような日がくることを
願う。必ずしも安全な水が、どこの国でも飲めるわけではない事…。安全な水が使える事がとても幸せ
だという事…。とても勉強になった夏休みであった。


