2016年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  大石 亜依

【特別賞】水郷、柳川の魅力

私の祖父母は、福岡県柳川市に住んでいます。よく、「水郷柳川」と呼ばれていますがその理由は、

町中にはりめぐらされている、水路や、柳川城の掘割をどんこ舟でめぐる「川下り(お堀めぐり)」の

存在です。

私は、「川下り」のどんこ舟に、一度だけ乗ったことがあります。祖父母が結婚五十年の金婚式をす

るために、会場まで「川下り」ではなく「川上り」の形でどんこ舟に乗りました。柳川では、結婚式な

どのお祝い事の時は、通常の川下りコースの逆で、縁起をかついで、川上りをします。どんこ舟で川上

りをしていると、たくさんの川下り観光客とすれ違い、そのたびに手をふったりして、おもしろかった

です。私の両親も結婚式は、川上りをしたそうです。その時もすれ違う観光客から「おめでとう」と祝

福されたそうです。

川下りを使った柳川のお祭りは、数多くなり、春はおひな様パレード、秋は白秋祭(柳川出身の詩

人、北原白秋の生誕祭)が有名です。舟上で吹奏楽演奏などをしたり、さまざまなどんこ舟が、夜に百

そう位つらなる光景を見ることができます。この時期から冬にかけては、舟上にこたつが準備され、見

ているだけで暖かい気持ちになります。どんこ舟の船頭さんは、歌を歌ったり、楽しい話をしてくれた

りしながら細い掘割や低い橋の下をじょうずにくぐり抜け、すごいわざをたくさん見せてくれます。こ

のようにどんこ舟を使った柳川のイベントは、有名で、毎年多くの観光客を集めています。

通常のイベントのほかにもどんこが使われることがあります。最近では、大関、琴奨菊関の優勝パ

レードがありました。観光地、柳川の生活には、川下りがとても重要です。

そのため、掘割や水路の水を守ろうという運動が始まったそうです。汚れた水を二十年かけて再生さ

せ、この状態を維持するために「柳川市クリーン条例」や「柳川市石けん使用推進要綱」などの取り

組みを行っています。その中で、平成十一年に「柳川市掘割を守り育てる条例」が施行されました。こ

の条例は、「水の憲法」と呼ばれています。

「日本のベネチア」「水の都」と呼ばれる柳川市は、私の第二のふるさとです。大切なふるさとを守る

ためにかけがえのない水を大事にしていきたいです。

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