【特別賞】水道水と天然水
水道水と天然水。何がちがうのだろか。よくかんちがいする人がいる。
「天然水は、キレイ」
そんなことを言ったら、水道水はきたないのか。そうでもない。
水道水のつくり方と天然水のつくり方を比べてみると、水道水の方が時間をかけてつくられていることが分かる。
天然水は、採取した水をろ過してすぐにボトリングする。しかし、水道水は、採取した水をろ過と塩素で殺菌してから送り出す。
なぜ、塩素で殺菌をするのだろう。理由は簡単だ。天然水はすぐにボトリングするけれど、水道水は水道管を通って長い長い旅をするからだ。水道管の衛生状態が良いとはいえない。だから、塩素で品質を守っているのだ。
水道水と天然水の大きなちがいは、三つある。
一つ目は、値段だ。水道水の方が断然安い。その理由は経営している会社だ。水道水をつくっているのは、水道局。天然水をつくっているのは、一般企業。その違いだ。
二つ目は、採取する場所だ。川の上流でわき出た直後に採取するのが天然水。川の中流や下流で採取するのが水道水なのだ。
三つ目は、使いみちだ。水道水は日常生活で、いろいろな所に使う。しかし。天然水は飲むことにしか使わない。よっぽどの金持ちしか生活に天然水を使わないだろう。
水道水と天然水には、共通点もある。
そのひとつが、川の水という所だ。日本の水は、川の水をどの種類の水も原料としている。しかし、サウジアラビアなどの中東の国々は海水を真水に変えて水道水にしている。
みなさんは、天然水とほぼ同じ成分で水道水を飲む方法を知っているだろうか。
その方法は簡単だ。水道水を沸騰させて、一時間冷やすだけだ。これがめんどうな人は冷やすだけでも充分おいしく飲める。今なにげに、「おいしい」という言葉を使ったが、成分を似せるとは、おいしくなるということなのだ。その理由は、塩素がなくなってきれいに何も入っていない水を飲んでいるからだ。
話題が変わってしまうが、水にも欠点はある。それは、成分だ。夏に水をたくさん飲む人がいる。その人は、熱中症になりやすい。なぜだろうか。それは、塩分が足りないからだ。汗をかく。そして塩分が体からなくなる。水を飲む。体の塩分の濃度がさらにうすくなる。そして、熱中症になる。このループで毎年何百人の方が亡くなっている。なので、水を飲む時には、塩分もいっしょにとることを意識してほしい。以上だ。


