2015年度受賞作品,  ARTIST,  AWARD,  原田 リカ

【ざぶん環境賞】いのちの宝箱

夏のある日、家の庭のこわれた小さなふん水の中をのぞいてみたら、小さな赤ちゃんメダ

カがいました。

これでなぞが解けました!

四年前にメダカをペットショップで買ってきてから、ふん水にはメダカがずっといて、あ

の時のメダカがずっと生きているのか、それとも親から子へ命をつないでいるのか、ずっと

ずっと不思議でした。

メダカは、水の中で卵を産んでいたのです!

冬になると、ふん水には氷が張ります。こんなに寒くて(メダカは生きているのかなぁ)

と心配になります。

でも春になって、クロッカスが咲くころになると、メダカは元気に泳ぎ出します。

夏になると、ふん水の水がじょう発して、ほとんどなくなっている時もあります。そんな

時でも、メダカは底の方にいて、ちゃんと生きています。

今日、私は、ふん水の水をスポイドですい取って、けんび鏡でその水を観察してみました。

すると、うごめく物体や、泳ぐように見える物体、全く動かない緑のつぶが、五〇こくら

い見えました。

動くものは、たぶん動物プランクトンのケンミジンコやミドリムシで、動かない緑のつぶ

は植物プランクトンのボルボックスやクンショウモだと思います。

たった一てきの水の中に、たくさんのプランクトンがいて、(自然はすごい!美しい!)

と思いました。

水の中は、いのちの宝箱です。すべてのいのちはここから始まり、水の中にはたくさんの

生き物が住んでいます。

水がなければ生きられないのです。メダカも、私たちも、ほかの生き物たちも。

水は、「いのち」という名のかがやきを創り、つないでいるのです。 水は、キラキラかがやく、いのちの宝箱なのです。

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