【ざぶん環境賞】川辺の四季
私は信濃川のほとりに住んでいます。河川敷には遊歩道が整備され、ベンチや東屋もあり、
やすらぎ堤という名前が付いています。多くの人々から親しまれているやすらぎ堤で、幼い
ころから、私もたくさんの時間を過ごしてきました。
並木の桜が咲き始めると、春の訪れを感じます。お天気がいいと、あっという間に満開に
なり、気が付くと葉っぱだけになっています。桜が終わるころ、遊歩道にはチューリップが
咲き乱れます。かわいらしいチューリップのお花は、私のお気に入りです。土手にはクロー
バーの群生地もあり、四つ葉探しをしたり、シロツメクサで花かんむりを作るのも春ならで
はのお楽しみです。
初夏になると、川辺はスポーツにピッタリの場所になります。小さな頃、運動会に向けて
走る練習をしたり、自転車に乗る練習をがんばったのも、やすらぎ堤の遊歩道でした。川風
を受けて自転車に乗るのはとても気持ちよく、初めて上手に乗れたときのうれしい気持ちを、
今でも覚えています。
今年は、友達とバドミントンの練習をしました。体育の授業では失敗してしまっても、川
辺で友達と笑いながら練習すると、のびのびとした気持ちになり、上手くできることもあり
ます。
夏には、新潟市の花火大会があります。我が家の前のやすらぎ堤は鑑賞スポットになって
おり、毎年、家族みんなで花火鑑賞をします。浴衣を着て、お弁当を持って、屋台ではかき
氷やラムネを買い、次々に上がる打ち上げ花火を見ることができます。
また、今年の夏は、やすらぎ堤で開催されている、ミズベリングというイベントに参加し
たいです。たくさんのお店が夏季限定でオープンしており、夕陽を眺めながら、川辺でバー
ベキューもできるということなので、いとこ達が新潟に遊びに来たら、いっしょに行こうと
計画中です。
秋になると、紅葉した樹木が遊歩道を彩ります。早朝や休日は、ウォーキングやジョギン
グ、犬の散歩をする人が増え、思い思いに体を動かすことを楽しんでいます。
家族や友達とベンチに座り、水上バスの信濃川ウォーターシャトルや、近くの高校のボー
ト部が練習する様子を眺めながら、のんびりおしゃべりをしたり、おやつを食べることもあ
ります。
冬は川風が強く、とても寒いので、あまり川辺に行くことはありませんが、真っ白な雪が
積もった並木や遊歩道と、グレーの信濃川のコントラストは、とてもきれいです。
また、暖かくなったら、四季折々の美しさで私を癒やし、豊かな時間をたくさんもたらし
てくれるこの川辺で過ごすことを、楽しみにしています。


