【特別賞】漁師になること
2022年7月25日
私は、本島という小さな島に住んでいるごく普通の中学生です。私の家の家業は、漁師です。私は、
毎週のように祖父の運転する船に乗り、漁の手伝いをしています。祖父は六十歳です。祖父の手伝いを
していると、よく言われることがあります。
「海にたくさんの魚がおるけど、危険がいっぱいや」 そう言われると私は、
「全然、危なくないやん」
と言ってしまいます。
けれど、危ないと思った瞬間がありました。それは、祖父と漁に出ていた時に、祖父がエイに刺され
たのです。私は、どうしたらいいか分かりませんでした。すると祖父が 「陸斗、酒をもってこい」
と言いました。私は急いで酒の入った瓶を持っていきました。祖父は、傷口に酒をかけました。落ち
ついてから祖父は
「オコゼやエイに刺されたら、酒をかけたら痛くなくなるんや」
と言いました。傷口に酒をかけるのは、昔、祖父が祖父のお父さんに教えてもらったそうです。三十
分くらいたつと、祖父は動けるようになりました。慌てず、淡々と片づけをする祖父を見て、私はとて
もかっこいいなあと思いました。
また、安心もしました。エイなど毒のあるものに刺されたら、私だったら一週間くらい寝込むかもし
れません。祖父のように、痛みに負けない頑丈な体をもち、我慢をして漁を続けることは、とてもすご
いと思います。そういう漁師に私はなりたいです。
私の将来の夢は、祖父のようなカッコイイ漁師になり、この本島や瀬戸内海をより活気ある場所に
していくことです。
私が海から学んだことは、自然の厳しさです。そして、それに打ち勝つために身体を鍛え、知恵を身
につけなければいけないことも知りました。勉強は苦手だけど、夢の実現のためには、頑張ろうと思い
ます。
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