【ざぶん環境賞】メダカについて
2022年7月19日
私はこの夏、メダカを飼う事になり、メダカについていろいろと考えてみました。
野生のメダカはクロメダカと言われ、体の表面がやや黒ずんでいます。次に、野性種の突
然変異で生まれたヒメダカが、観賞用に増やされ、ペットとして流通しています。他にも観
賞用としてアオメダカやシロメダカなどが売られています。
メダカは日本に生育する最も小さな淡水魚です。昔は各地の水田や用水路、池などで群れ
をなして泳いでいたそうですが、近年は野生のメダカが減少し、一九九二年には絶滅危惧種
に指定されました。
メダカが減ってしまったおもな原因は、水田に使われる農薬や生活排水などによる環境の
悪化、水路の整備や護岸工事、繁殖力の強い外来種の影響などです。
農薬は役にも立ちますが、毒性もあるので、体が小さく抵抗力の弱いメダカには耐えられ
ません。コンクリートでおおわれた用水路が増え、ゆるやかな流れの小川が減り、卵を産み
つける水生植物が育たなくなりました。その上、外来魚の影響もあります。ブラックバスや
ブルーギルには食べられます。以前、ボウフラ退治のために放流され、メダカによく似たカ
ダヤシは、食べ物もメダカに似ており、とても生命力が強く攻撃性が強いので、メダカは生
存競争に負けて、数が減りました。
メダカが絶滅危惧種に指定されて保護熱が高まり、メダカの放流がさかんになりました。
しかし、放流されるメダカの多くは、野性種ではなく、ヒメダカやシロメダカだったようで
す。地域のメダカ以外のものが放流されると、その地域特有の遺伝子を持ったメダカが他の
メダカと交配され、純粋な野生のメダカがいなくなってしまいます。
遺伝子を損なうようなまちがった放流は、決して行うべきではありません。うちでヒメダ
カが増えたとしても、近くの川などに放流しないようにします。


